講演情報
[II-CSY5-1]身体障碍者手帳のしくみ
○森谷 友造1, 檜垣 高史2 (1.愛媛大学 医学小児科, 2.愛媛大学 医学部 小児・思春期療養学講座)
キーワード:
身体障碍者手帳、福祉サービス、社会保障制度
身体障害者手帳制度は、身体障害者福祉法第15条に基づき、一定の永続的な身体機能障害を有する者に対して交付される公的制度です。本制度は福祉サービスや社会的支援の基盤となる一方で、その認定基準や運用については臨床現場において十分に理解されていないことも少なくありません。特に小児循環器領域では、先天性心疾患を中心とした心臓機能障害が対象となるが、成長や治療介入に伴う病態変化が大きく、障害認定の判断に難渋する場面に多く遭遇します。身体障害者手帳制度は、小児循環器診療においても重要な社会的支援の基盤であり、臨床医が制度のしくみと評価基準を正確に理解することが求められます。本講演では制度の全体像を整理し、日常診療における実践的活用について提示し、皆様の診療の一助になればと思います。
