講演情報

[09方-ポ-33]バレーボール初心者がラリーを続けるための技術力・戦術力に関するスポーツ運動学的考察

*中村 真由美1 (1. 清泉女学院短期大学)
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バレーボールの醍醐味は何といってもスパイクである。特に初心者にとっては試合でスパイクを打てるようになることが一つの目標になるとも考えられる。 試合でスパイクを打つためには、その前にレセプションやディグ、セットによってボールがつながる必要がある。そのため、まずはレセプションやディグ、セットの基礎技術となるパスの技術を身に付けるための練習を行い、「ラリーを続ける」ということができるようになる必要がある。しかし当然のことながらパスの技術を身に付けただけではラリーを続けることができるわけではない。 練習で身に付けた技術を試合で発揮するには、そのための技術力・戦術力が必要である。そのため、指導者たちは技術練習だけではなく、ゲームライクドリルのようなものを取り入れるなどして工夫をしている。 しかし、バレーボールの場合、初心者がラリーを続けるようになるまで時間がかかることが多い。特に学校体育の授業ではラリーにならないまま終わってしまうことがある。指導者がその技術力・戦術力の構造を理解することで、少しでも効率よく学習者の技術力・戦術力を向上させることが期待できる。 そこで本研究では初心者がラリーを続けることができるための技術力・戦術力について明らかにすることを目的とした。目的達成のために、バレーボールにおけるラリーの構造を整理した。それを踏まえたうえで、ラリーを続けるために必要な技術・戦術的な構造についてスポーツ運動学的立場から分析・考察した。本研究によって得られた知見をバレーボール初心者に対する指導内容を考える際の資料としたい。