講演情報
[03心-ポ-39]動作が主観的快適度および主観的・客観的覚醒度に及ぼす影響
*髙山 彩1、植木 みさと2、関矢 寛史1 (1. 広島大学大学院、2. マツダ株式会社)
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感情のコントロール方法として、身体心理学の領域で動作や姿勢による心理・生理的効果が報告されている(春木・山口,2015)。また、2次元感情モデル(Russell,1980)によると、感情は高覚醒・快、不快、低覚醒・快、不快の4カテゴリーに分類でき、中でも快感情は心身の健康に良い効果をもたらす(Pettit et al., 2001)。そこで、動作が主観的快適度および主観的・客観的覚醒度に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。実験には大学生30名(男性16名,女性14名;Mage=19.37±0.91)が参加した。動作は、リズムジャンプ動作(M1)、脇を開閉させる動作(M2)、肩の力を抜く動作(M3)、腕組みをして頷く動作(M4)の4種類を用いた。実験手順として、まず実験参加者に安静時のAffect Grid(菅原ほか,2015)の回答を求めた。その後、動作を1分間実施させ(20秒×3)、動作後に再びAffect Gridの回答を求めた。これを4試行繰り返し、動作中の心拍数を測定した。結果として、すべての動作において、客観的覚醒度である心拍数は安静時と比較し上昇した(ps<.05)。また、主観的指標について、Affect Girdの原点(5,5)をニュートラル感情とした時、M1は高覚醒な動作(p<.001)と示され、安静時から快適度を低下させ(p<.001)、覚醒度を上昇させた(p<.001)。M2は高覚醒・快な動作(ps<.01)と示され、安静時から覚醒度を上昇させた(p<.001)。また、M3、M4はどちらとも快な動作(ps<.01)と示された。以上のことから、特にM2、M3、M4はニュートラル感情との比較において主観的快適度が有意に高く、これらの動作を1分間実施することで快感情を導き、心身の健康に良い効果がもたらされることが示唆された。
感情のコントロール方法として、身体心理学の領域で動作や姿勢による心理・生理的効果が報告されている(春木・山口,2015)。また、2次元感情モデル(Russell,1980)によると、感情は高覚醒・快、不快、低覚醒・快、不快の4カテゴリーに分類でき、中でも快感情は心身の健康に良い効果をもたらす(Pettit et al., 2001)。そこで、動作が主観的快適度および主観的・客観的覚醒度に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。実験には大学生30名(男性16名,女性14名;Mage=19.37±0.91)が参加した。動作は、リズムジャンプ動作(M1)、脇を開閉させる動作(M2)、肩の力を抜く動作(M3)、腕組みをして頷く動作(M4)の4種類を用いた。実験手順として、まず実験参加者に安静時のAffect Grid(菅原ほか,2015)の回答を求めた。その後、動作を1分間実施させ(20秒×3)、動作後に再びAffect Gridの回答を求めた。これを4試行繰り返し、動作中の心拍数を測定した。結果として、すべての動作において、客観的覚醒度である心拍数は安静時と比較し上昇した(ps<.05)。また、主観的指標について、Affect Girdの原点(5,5)をニュートラル感情とした時、M1は高覚醒な動作(p<.001)と示され、安静時から快適度を低下させ(p<.001)、覚醒度を上昇させた(p<.001)。M2は高覚醒・快な動作(ps<.01)と示され、安静時から覚醒度を上昇させた(p<.001)。また、M3、M4はどちらとも快な動作(ps<.01)と示された。以上のことから、特にM2、M3、M4はニュートラル感情との比較において主観的快適度が有意に高く、これらの動作を1分間実施することで快感情を導き、心身の健康に良い効果がもたらされることが示唆された。
