講演情報
[07発-ポ-03]幼児を対象とした園内での宝探し遊びの導入による身体活動量の変化
*津田 龍佑1、遠山 健太2、鈴木 宏哉2 (1. 金沢医科大学、2. 順天堂大学)
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現在のコロナ禍の状況においては、幼児の身体活動量や体力・運動能力は低下していることが報告されている(内藤・鈴木,2020)。また、運動する子どもとしない子どもの二極化の問題も指摘されてきている(清水,2021)。このような問題意識の下、子どもの身体活動量を増加させるための手立ての1つとして、新たに「宝探し遊びカード」を開発し、その効果を検証した。 カードの効果を検証するために、I県下の保育園10園(N地区4園、Kz地区3園、Ka地区3園)に所属する年長児207名を対象に、カード導入前の平日4日間(2022年11月上旬の9時~16時)とカード導入中の平日4日間(2022年11月中旬の9時~16時)の身体活動量(歩数、座位行動:1.5メッツ以下、中・高強度の身体活動:MVPA 4.0メッツ以上)を測定した。また、活動レベルと関連付けて検討するために、カード導入前の歩数からみて対象者を3群に分類して検討した。データ解析には、欠席や早退した幼児は解析対象から除外し、すべての調査に出席した年長児135名を用いた。 本調査の主な結果は次の通りである。 ① 測定期間中の気象条件をみると、日最高気温、日最低気温、日積算降水量に導入前と導入中で有意差は認められなかった。 ② 座位行動、中・高強度の活動時間、歩数は、導入前と導入中で有意差は認められなかった。 ③ 対象者を3群に分けてみると、下位群では座位行動の時間が有意に減少し、中・高強度の活動時間および歩数が有意に増加した。中位群ではいずれも変化が認められなかった。上位群では座位行動に変化は認められなかったが、中・高強度の活動時間および歩数は有意に減少した。 以上から、「宝探し遊びカード」は不活発な幼児の活動量を増加させるのに有効な手立てであることが示唆された。
現在のコロナ禍の状況においては、幼児の身体活動量や体力・運動能力は低下していることが報告されている(内藤・鈴木,2020)。また、運動する子どもとしない子どもの二極化の問題も指摘されてきている(清水,2021)。このような問題意識の下、子どもの身体活動量を増加させるための手立ての1つとして、新たに「宝探し遊びカード」を開発し、その効果を検証した。 カードの効果を検証するために、I県下の保育園10園(N地区4園、Kz地区3園、Ka地区3園)に所属する年長児207名を対象に、カード導入前の平日4日間(2022年11月上旬の9時~16時)とカード導入中の平日4日間(2022年11月中旬の9時~16時)の身体活動量(歩数、座位行動:1.5メッツ以下、中・高強度の身体活動:MVPA 4.0メッツ以上)を測定した。また、活動レベルと関連付けて検討するために、カード導入前の歩数からみて対象者を3群に分類して検討した。データ解析には、欠席や早退した幼児は解析対象から除外し、すべての調査に出席した年長児135名を用いた。 本調査の主な結果は次の通りである。 ① 測定期間中の気象条件をみると、日最高気温、日最低気温、日積算降水量に導入前と導入中で有意差は認められなかった。 ② 座位行動、中・高強度の活動時間、歩数は、導入前と導入中で有意差は認められなかった。 ③ 対象者を3群に分けてみると、下位群では座位行動の時間が有意に減少し、中・高強度の活動時間および歩数が有意に増加した。中位群ではいずれも変化が認められなかった。上位群では座位行動に変化は認められなかったが、中・高強度の活動時間および歩数は有意に減少した。 以上から、「宝探し遊びカード」は不活発な幼児の活動量を増加させるのに有効な手立てであることが示唆された。
