講演情報
[05バ-ポ-03]パラレルターン習得過程に用いられるプルークターン、シュテムターン動作のキネマティクス的特徴
*寿上 瑚太郎1、山口 雄大2、西山 哲成2 (1. 日本体育大学大学院、2. 日本体育大学)
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【緒言】パラレルターン技術の習得を目的としたスキー指導の過程としてプルークターン、シュテムターンが用いられている。その指導方法や理論においては国際的にも共通した部分が多く、現在の指導現場でも用いられている。一般的には、プルークターンにてスピードコントロールを学んだ後に、シュテムターンにてターン始動時の外スキーの舵取りと内スキーの操作方法を学んでいくとされている。また、4種の滑走技術を上級者、中級者で比較した研究(Müller、1998)ではターン局面ごとの動作の違いを示したが、各滑走動作の共通動作は示されていない。また、各滑走技術における共通した動作の特徴を客観的に示した研究データは数少ない。
本研究の目的は、プルークターン、シュテムターン、パラレルターン3種の滑走動作の運動学的特徴を3次元的に記録し、これらの動作間における共通動作を確認しパラレルターン習得に導く指導法における要点をあげることとした。
【方法】被験者は指導者(SAJ公認スキー準指導員)群4名、非指導者(SAJ公認スキーバッジテスト2級保持者)群4名であった。被験者には平均斜度8.5度の斜面を滑走させ、3台のカメラを用いて60Hzで記録した。分析試技は連続した5ターンのうちの1ターンとし、全身の解剖学的測定点の3次元座標値を得た。
スキーヤーの上体-下体捻転差、外脚外転角度、ターン時外傾角度、速度ベクトルに対する骨盤回転角度、速度ベクトルに対する外スキー板・内スキー板の回旋角度を主なパラメータとした。
【結果と考察】シュテムターンにおけるターン後半部分において指導者群では外スキーの内旋角度が大きく、非指導者群では内旋角度が小さい傾向が観察された。ターン後半までスキーの内旋角を維持することは雪面抵抗による、スピードコントロールに有効であると考えられた。
【緒言】パラレルターン技術の習得を目的としたスキー指導の過程としてプルークターン、シュテムターンが用いられている。その指導方法や理論においては国際的にも共通した部分が多く、現在の指導現場でも用いられている。一般的には、プルークターンにてスピードコントロールを学んだ後に、シュテムターンにてターン始動時の外スキーの舵取りと内スキーの操作方法を学んでいくとされている。また、4種の滑走技術を上級者、中級者で比較した研究(Müller、1998)ではターン局面ごとの動作の違いを示したが、各滑走動作の共通動作は示されていない。また、各滑走技術における共通した動作の特徴を客観的に示した研究データは数少ない。
本研究の目的は、プルークターン、シュテムターン、パラレルターン3種の滑走動作の運動学的特徴を3次元的に記録し、これらの動作間における共通動作を確認しパラレルターン習得に導く指導法における要点をあげることとした。
【方法】被験者は指導者(SAJ公認スキー準指導員)群4名、非指導者(SAJ公認スキーバッジテスト2級保持者)群4名であった。被験者には平均斜度8.5度の斜面を滑走させ、3台のカメラを用いて60Hzで記録した。分析試技は連続した5ターンのうちの1ターンとし、全身の解剖学的測定点の3次元座標値を得た。
スキーヤーの上体-下体捻転差、外脚外転角度、ターン時外傾角度、速度ベクトルに対する骨盤回転角度、速度ベクトルに対する外スキー板・内スキー板の回旋角度を主なパラメータとした。
【結果と考察】シュテムターンにおけるターン後半部分において指導者群では外スキーの内旋角度が大きく、非指導者群では内旋角度が小さい傾向が観察された。ターン後半までスキーの内旋角を維持することは雪面抵抗による、スピードコントロールに有効であると考えられた。
