講演情報

[05バ-ポ-06]片脚立位による補助方法の違いが筋活動および重心動揺に及ぼす影響

*柴田 奨太1、牛山 幸彦2、久住 雅1 (1. 新潟大学大学院、2. 新潟大学 人文社会科学系)
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運動器を構成する組織には骨・関節・筋肉・神経などが挙げられ,加齢とともにそれらの機能が衰退し,痛みや機能障害などを引き起こす.よって,日常生活の動作ならびに生活の質を低下させ,介護が必要な状態となる.このような状態或いはそのリスクがある状態をロコモティブシンドロームと呼び,日本が抱える喫緊の健康問題である.これは高齢者に限定された問題ではなく,壮年期の内に自ら予防に努めていくことが重要とされる.そこで日本整形外科学会がロコモーショントレーニングを推奨している.先行研究では,片脚立位時の下肢筋活動や重心動揺を用いてその運動機能を評価している.また片脚立位時の補助方法による安全性やトレーニングの効果も検討しているが,下肢筋活動についての研究が多い一方で上半身の筋活動についてほとんど検討されていない.加えて,試技の姿勢や補助方法が研究間で統一されていないため,補助を含む片脚立位時の客観的な根拠は明らかになっていない. 本研究では片脚立位時における補助方法の違いによって上半身と股関節周囲筋および重心動揺に与える影響を明らかにし,効果的なトレーニング方法へ寄与することを目的とした.研究対象者は運動習慣のある18歳以上の男子学生とした.実験方法は①補助のない条件,②1N未満の力学的な接触がない条件,③任意の力による補助の3条件による各30秒間の試行とした.なお,研究対象者には2m先に設置した視標を注視させた状態で測定をする.表面筋電センサで取得した体幹筋・棘腕筋および利き足側の股関節周囲筋の筋電位信号から自乗平均平方根を比較する.さらに,動作時の重心動揺から移動距離,動揺面積を用いて条件間の特性を検討する.