講演情報
[04生-ポ-03]二重課題の反復により生じる児童のパフォーマンス変化に関する研究
*金田 健史1、木田 哲夫2、東浦 拓郎3、中野 貴博4 (1. 白鷗大学教育学部、2. 愛知県医療療育総合センター発達障害研究所、3. 亜細亜大学国際関係学部、4. 中京大学スポーツ科学部)
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複数の課題を同時におこなう際に,それぞれの課題を単独でおこなった場合に比べてパフォーマンスの低下が生じることが知られている.これらは二重課題干渉と呼ばれており,同時におこなう課題それぞれに対する注意処理資源の配分が関係していると考えられている.我々は成人と同様に児童においても二重課題に対して注意処理資源の配分が変化することを報告してきた.本研究では児童期において成人と同じように二重課題を繰り返しおこなった際にみられる課題の習熟過程に着目した.本研究では認知課題としてオドボール課題,手関節の屈曲伸展動作によってターゲットを追跡する運動課題(マッチング課題)を用い,これらを同時におこなう二重課題を繰り返した際に認知課題,運動課題にどのような経時的な変化が生じるかについて検討することを目的とした.対象は小学校中学年から中学生までの子どもたちと大学生であった.二重課題のうち,認知課題は二種類の音刺激のうち標的刺激が聞こえたらできるだけ素早く右手母指によるボタン押しをおこなうオドボール課題であり,運動課題は座位状態で左手関節の屈曲伸展動作によりゴニオメータから得られる角度変位を反映する追跡バーでモニタ上に表示されるターゲットバーを追跡するマッチング課題であった.対象は1セットが約2分間の二重課題を計15セット繰り返しおこない,認知課題から得られた反応時間やエラー率,運動課題から得られたマッチング課題に対する正確性から両課題の反復による変化について比較検討した.なお,運動課題をおこなう条件として用いたターゲットバーは手関節が水平位置から屈曲伸展位それぞれ40度の間を一定のペースで上下を繰り返す一定条件と.屈曲伸展位の範囲内でランダムに移動するランダム条件の二条件を別日にカウンターバランスを取って実施し,追跡予測性の違いについても合わせて検討した.
複数の課題を同時におこなう際に,それぞれの課題を単独でおこなった場合に比べてパフォーマンスの低下が生じることが知られている.これらは二重課題干渉と呼ばれており,同時におこなう課題それぞれに対する注意処理資源の配分が関係していると考えられている.我々は成人と同様に児童においても二重課題に対して注意処理資源の配分が変化することを報告してきた.本研究では児童期において成人と同じように二重課題を繰り返しおこなった際にみられる課題の習熟過程に着目した.本研究では認知課題としてオドボール課題,手関節の屈曲伸展動作によってターゲットを追跡する運動課題(マッチング課題)を用い,これらを同時におこなう二重課題を繰り返した際に認知課題,運動課題にどのような経時的な変化が生じるかについて検討することを目的とした.対象は小学校中学年から中学生までの子どもたちと大学生であった.二重課題のうち,認知課題は二種類の音刺激のうち標的刺激が聞こえたらできるだけ素早く右手母指によるボタン押しをおこなうオドボール課題であり,運動課題は座位状態で左手関節の屈曲伸展動作によりゴニオメータから得られる角度変位を反映する追跡バーでモニタ上に表示されるターゲットバーを追跡するマッチング課題であった.対象は1セットが約2分間の二重課題を計15セット繰り返しおこない,認知課題から得られた反応時間やエラー率,運動課題から得られたマッチング課題に対する正確性から両課題の反復による変化について比較検討した.なお,運動課題をおこなう条件として用いたターゲットバーは手関節が水平位置から屈曲伸展位それぞれ40度の間を一定のペースで上下を繰り返す一定条件と.屈曲伸展位の範囲内でランダムに移動するランダム条件の二条件を別日にカウンターバランスを取って実施し,追跡予測性の違いについても合わせて検討した.
