講演情報

[04生-ポ-21]一過性有酸素運動が月経時のプロスタグランジンF2αおよび下腹部痛に与える影響

*北島 彩音1、山田 満月1,2、池上 和2,3、石川 明良1、市川 季穂1、中山 真羽1、舟喜 晶子4、須永 美歌子1 (1. 日本体育大学、2. 日本学術振興会特別研究員、3. 早稲田大学、4. 帝京科学大学)
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【背景】月経時に生じる下腹部痛はプロスタグランジンF(PGF)の過剰分泌が関連していることが明らかとなっている。下腹部痛を緩和する方法として有酸素運動の介入が挙げられ、 定期的な有酸素運動はPGFを低下させることが明らかとなっている。 しかしながら、一過性の有酸素運動が月経時のPGFおよび運動直後の下腹部痛に与える影響は明らかとなっていない。【目的】一過性有酸素運動が月経時のPGFおよび下腹部痛に与える影響を検討することとした。【方法】正常月経周期を有する女性8名(年齢:23.5±2.5歳、身長:156.8±4.4cm、体重:53.5±3.8kg、月経周期:30.2±2.6日)を対象とした。月経開始3.1±0.6日に予備心拍数の70%強度で30分間の自転車運動を実施した。運動前(Pre)、運動開始15分後(Ex15)、運動終了直後(Post0)、運動終了30分後(Post30)、運動終了60分後(Post60)に下腹部の主観的疼痛をvisual analog scale (VAS)を用いて評価した。Pre、Post0、Post60に前肘静脈より採血を実施し、ELISA法にてPGF2αを分析した。【結果】PGF2αおよびVAS に経時的変化は認められなかった。Post0のPGF2αとVAS(r=0.84、p<0.01)および、Ex15のVAS( r=0.77、p<0.05)において 有意な正の相関関係が認められた。その他の測定ポイントにおいてPGF2αとVASに相関関係は認められなかった。【結論】一過性有酸素運動はPGF2αおよび下腹部痛に影響を与えないが、運動直後のPGF2α増加は、下腹部痛をもたらす可能性が示唆された。