講演情報

[04生-ポ-31]異なる運動実施時間帯が高脂肪食摂取後の有酸素運動時エネルギー基質利用に与える影響

*平松 樹亜1、石川 明良1、池上 和2,3、山田 満月1,3、市川 季穂1、北島 彩音1、中山 真羽1、宮口 愛子1、鰐渕 めぐみ1、須永 美歌子1 (1. 日本体育大学、2. 早稲田大学、3. 日本学術振興会特別研究員)
<div class="is-print-hide" style="height:0; overflow:hidden; max-width:100%; padding-bottom:84%; position:relative;"><iframe allow="fullscreen" allowfullscreen="true" frameborder="0" src="https://confit2.atlas.jp/articles/event/jspehss73/slide/C000339", style="height:100%; left:0; position:absolute; top:0; width:100%;"></iframe></div>
【背景】  肥満の予防や改善のためには脂質をエネルギー基質として効率よく利用することが必要である。運動実施時間帯の違いは、エネルギー基質利用に影響を及ぼすことが報告されているが、一致した見解は得られていない。また、運動前に高脂肪食を摂取することによって、運動時の脂質酸化が亢進することが知られているが、運動実施時間帯との関連性については明らかとなっていない。 【目的】  異なる運動実施時間帯が高脂肪食摂取後の有酸素運動時のエネルギー基質利用に与える影響について検討することとした。 【方法】  成人男性7名(年齢:23.3±2.3歳、身長:171.6±5.0cm、体重:76.9±10.1kg、BMI:26.0±2.2kg/m2)を対象とした。運動実施時間帯は、朝条件(午前9時)と夜条件(午後5時)の2条件からなるクロスオーバー試験とした。30分間の座位安静後、高脂肪食(エネルギー611kcal、たんぱく質28.3g、脂質41.4g、炭水化物30.1g)を15分間かけて摂取した。食後は45分間の座位安静をとり、最大運動負荷の40%強度で30分間の自転車運動を行った。運動終了後は再び30分間の座位安静をとった。各安静時間の終了前15分間および運動中に、呼気ガス分析装置を用いて酸素摂取量、二酸化炭素排出量を測定し、呼吸交換比、脂質酸化量および糖質酸化量を算出した。安静時間は15分間の平均値を、運動中は5分間毎の平均値を示した。 【結果】  呼吸交換比は、運動10分および15分において夜条件と比較し朝条件で有意に低値を示した(p<0.05)。その他の測定ポイントに条件間の有意な差は認められなかった。また、脂質酸化量および糖質酸化量は、全ての測定ポイントで条件間の有意な差は認められなかった。 【結論】 運動時間帯の違いは、エネルギー基質利用に影響を及ぼす可能性が示唆された。