講演情報
[04生-ポ-10]血清エストラジオール濃度が伸張性運動後の筋痛に与える影響
*舟喜 晶子1、石川 明良2、山田 満月2,3、市川 季穂2、北島 彩音2、中山 真羽2、池上 和3,4、須永 美歌子2 (1. 帝京科学大学、2. 日本体育大学、3. 日本学術振興会特別研究員、4. 早稲田大学)
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【背景】エストラジオールは内因性オピオイドに影響を与え、下行性疼痛抑制系に作用することで疼痛閾値を上昇させる。先行研究において伸張性運動後の筋痛は男性と比較し女性で少ないことが示されているが、実際にホルモン濃度を測定し、血清エストラジオール濃度と筋痛との関係性について明らかにした報告は見当たらない。【目的】血清エストラジオール濃度が伸張性運動後の筋痛に与える影響について明らかにすることを目的とした。【方法】運動習慣のない男性12名、女性12名を対象とし、非利き腕上腕屈筋群の伸張性運動を6回×10セット行った。運動前、運動4、48、96時間後に採血を行い、運動前の血清エストラジオール濃度および運動前、運動4、48、96時間後の血清クレアチンキナーゼ(CK)活性を測定した。また肘関節屈曲最大随意等尺性筋力(MVC)および筋痛の測定を運動前、運動直後、運動4、48、96時間後に行った。筋痛は肘関節を他動的に3回屈伸した際の主観的疼痛を視覚的アナログスケールにて評価した。【結果】運動前の血清エストラジオール濃度は男性と比較し女性で有意な高値を示した(p < 0.01)。CK活性は運動前および運動4時間後に男性と比較し女性において有意な低値を示したが(各p < 0.01)、除脂肪量で正規化した場合、両群間に有意な差は認められなかった。運動前から運動直後のMVCの変化率において両群間に有意な差は認められなかった。筋痛は運動直後、運動4、48、96時間後において男性と比較し女性で有意な低値を示した(p < 0.05)。さらに女性のみ血清エストラジオール濃度と運動96時間後の筋痛との間に有意な負の相関関係が認められた(r = -0.583、p < 0.05)。【結論】エストラジオールは女性の伸張性運動後の筋痛を抑制する可能性が示唆された。
【背景】エストラジオールは内因性オピオイドに影響を与え、下行性疼痛抑制系に作用することで疼痛閾値を上昇させる。先行研究において伸張性運動後の筋痛は男性と比較し女性で少ないことが示されているが、実際にホルモン濃度を測定し、血清エストラジオール濃度と筋痛との関係性について明らかにした報告は見当たらない。【目的】血清エストラジオール濃度が伸張性運動後の筋痛に与える影響について明らかにすることを目的とした。【方法】運動習慣のない男性12名、女性12名を対象とし、非利き腕上腕屈筋群の伸張性運動を6回×10セット行った。運動前、運動4、48、96時間後に採血を行い、運動前の血清エストラジオール濃度および運動前、運動4、48、96時間後の血清クレアチンキナーゼ(CK)活性を測定した。また肘関節屈曲最大随意等尺性筋力(MVC)および筋痛の測定を運動前、運動直後、運動4、48、96時間後に行った。筋痛は肘関節を他動的に3回屈伸した際の主観的疼痛を視覚的アナログスケールにて評価した。【結果】運動前の血清エストラジオール濃度は男性と比較し女性で有意な高値を示した(p < 0.01)。CK活性は運動前および運動4時間後に男性と比較し女性において有意な低値を示したが(各p < 0.01)、除脂肪量で正規化した場合、両群間に有意な差は認められなかった。運動前から運動直後のMVCの変化率において両群間に有意な差は認められなかった。筋痛は運動直後、運動4、48、96時間後において男性と比較し女性で有意な低値を示した(p < 0.05)。さらに女性のみ血清エストラジオール濃度と運動96時間後の筋痛との間に有意な負の相関関係が認められた(r = -0.583、p < 0.05)。【結論】エストラジオールは女性の伸張性運動後の筋痛を抑制する可能性が示唆された。
