講演情報
[08測-ポ-06]下肢の等張性筋力発揮調整能の性差及び年代差
*長澤 吉則1、出村 慎一2、青木 宏樹3、沼尾 成晴4、棚橋 嵩一郎1 (1. 京都薬科大学、2. 金沢大学、3. 福井工業高等専門学校、4. 鹿屋体育大学)
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【背景】医学やリハビリテーションの分野等において、筋力発揮調整能(CFE)の正確な測定方法の開発が望まれている。CFEは日常生活において不可欠な能力であるが、下肢の等張性CFEの性差及び年代差は明らかにされていない。 【目的】本研究では若年者及び高齢者を対象に下肢の等張性CFEの性差及び年代差を検討する。 【方法】若年の男性21名(21.9±1.1歳)と女性21名(21.3±0.7歳)、高齢の男性8名(69.6±5.1歳)と女性16名(75.8±6.8歳)を対象とした。下肢の等張性CFEテストは膝関節角度変化による絶対値(67.5°~85.5°)をパソコン画面上に棒グラフの要求値として提示し、被験者が椅坐位で両脚の等張性筋力発揮により30秒間追従した(負荷重量6kg)。測定は1分間の休息を挟み3試行とした。CFE評価変数は開始5 秒から終了までの要求値と発揮値の誤差の総和とし、3試行の変数の上位2試行の平均値を代表値とした。下肢の等張性CFEの性差及び年代差は対応のない二要因分散分析により検討した。CFEと等尺性最大筋力の関係は男女のデータをプールし、ピアソン相関係数により年代別に検討した。 【結果】CFE評価変数に有意な交互作用は認められなかった(F=0.79, p=0.38, 偏η2=0.01)。性及び年代の両要因に有意な主効果 (性:F=7.68, p=0.01, 偏η2=0.11,年代:F=22.29, p<0.001, 偏η2=0.26)が認められ、多重比較の結果、女性が男性より、また高齢者が若年者より高値を示した。若年及び高齢者のいずれもCFEと最大筋力に有意な相関係数は認められなかった(若年者:r=-0.27, p=0.08,高齢者:r=-0.38, p=0.06)。 【結論】下肢の等張性CFEは性差及び年代差はあるが、若年者及び高齢者のいずれも最大筋力と関係はないと判断される。
【背景】医学やリハビリテーションの分野等において、筋力発揮調整能(CFE)の正確な測定方法の開発が望まれている。CFEは日常生活において不可欠な能力であるが、下肢の等張性CFEの性差及び年代差は明らかにされていない。 【目的】本研究では若年者及び高齢者を対象に下肢の等張性CFEの性差及び年代差を検討する。 【方法】若年の男性21名(21.9±1.1歳)と女性21名(21.3±0.7歳)、高齢の男性8名(69.6±5.1歳)と女性16名(75.8±6.8歳)を対象とした。下肢の等張性CFEテストは膝関節角度変化による絶対値(67.5°~85.5°)をパソコン画面上に棒グラフの要求値として提示し、被験者が椅坐位で両脚の等張性筋力発揮により30秒間追従した(負荷重量6kg)。測定は1分間の休息を挟み3試行とした。CFE評価変数は開始5 秒から終了までの要求値と発揮値の誤差の総和とし、3試行の変数の上位2試行の平均値を代表値とした。下肢の等張性CFEの性差及び年代差は対応のない二要因分散分析により検討した。CFEと等尺性最大筋力の関係は男女のデータをプールし、ピアソン相関係数により年代別に検討した。 【結果】CFE評価変数に有意な交互作用は認められなかった(F=0.79, p=0.38, 偏η2=0.01)。性及び年代の両要因に有意な主効果 (性:F=7.68, p=0.01, 偏η2=0.11,年代:F=22.29, p<0.001, 偏η2=0.26)が認められ、多重比較の結果、女性が男性より、また高齢者が若年者より高値を示した。若年及び高齢者のいずれもCFEと最大筋力に有意な相関係数は認められなかった(若年者:r=-0.27, p=0.08,高齢者:r=-0.38, p=0.06)。 【結論】下肢の等張性CFEは性差及び年代差はあるが、若年者及び高齢者のいずれも最大筋力と関係はないと判断される。
