セッション詳細
年会企画シンポジウム 3 診療ガイドラインの限界と個別最適化〜薬剤師が担う臨床判断の最前線〜
2025年11月23日(日) 13:30 〜 15:30
第7会場(神戸国際会議場 1F メインホール)
オーガナイザー: 山口 浩明(山形大学医学部附属病院薬剤部), 座長: 山口 浩明(山形大学医学部附属病院薬剤部), 飯田 真之(神戸大学医学部附属病院薬剤部)
診療ガイドラインの普及は、標準的医療の質の向上と提供体制の均質化に貢献してきた。一方で、画一的な対応では限界に直面する場面もしばしば見られる。多様な患者背景や病態に応じた医療の提供には個別最適化の視点が不可欠であり、その実現において薬剤師が果たす役割は今後さらに重要性を増すと考えられる。本シンポジウムでは、薬剤師がガイドラインの限界にどう向き合い、エビデンスとリアルの狭間でどのように臨床判断力を培い、発揮していくべきかを多角的に議論する。さらに、基礎薬学の知見を応用したアカデミック・ディテーリングなどを通じて、薬剤師の専門性を臨床現場でいかに活かし、新たな実践へと展開していくかを探る。
[YPS3-1(基調講演)]チーム医療に参画した薬剤師のプラクティスとサイエンス~治療ガイドラインをふまえ個別最適化を担う~
林 昌洋 (国家公務員共済組合連合会虎の門病院 薬剤部・治験臨床研究部)
[YPS3-4]精神科領域における個別化医療による治療の最適化
渡辺 研弥1, 三浦 至2, 黒田 純子1 (1.福島県立医科大学附属病院薬剤部, 2.福島県立医科大学医学部神経精神医学講座)
[YPS3-5]医師の処方行動を変えるアカデミック・ディテーリング~ガイドラインのその先の個別最適化に貢献~
小茂田 昌代1,2 (1.千葉西総合病院 薬剤部, 2.日本アカデミック・ディテーリング研究会)
