セッション詳細
シンポジウム 5 薬剤師のタスクシフト後における新たな挑戦：診療報酬業務への進化と患者アウトカム改善の最前線
2025年11月22日(土) 9:30 〜 11:30
第3会場（神戸国際展示場 1号館 2F 展示室A）
オーガナイザー: 小林 一男（公益財団法人がん研究会有明病院薬剤部）, 越智 良明（社会医療法人財団互恵会大船中央病院薬剤部）, 座長: 山口 正和（公益財団法人がん研究会有明病院）, 越智 良明（社会医療法人財団互恵会大船中央病院薬剤部）
本シンポジウムでは、調剤補助者の導入を契機とした薬剤師業務のタスクシフト・シェアを活用し、薬剤師が専門性を活かして診療報酬業務に集中することの重要性を討論する。具体的には、薬剤管理指導、退院時指導、外来診察前面談など、患者アウトカムに直結する業務を通じて薬剤師の価値を再定義し、診療報酬を獲得する取り組みを共有する。本シンポジウムの独自性は、エビデンスに基づいた実践事例を中心に、薬剤師業務の未来像を描く点にある。また、患者アウトカム改善を目指し、薬剤師がチーム医療の中で果たすべき役割を再考し、診療報酬業務の拡大が持続可能な医療提供体制にどのように貢献できるかを議論する。これにより、全国の医療現場での実践に活用可能な知見を提供し、薬剤師のさらなる活躍を後押しする場とする。