セッション詳細
シンポジウム 18 心不全×不整脈診療の死角 ~薬剤師が今知っておくべき最新の知識と求められる役割~
2025年11月22日(土) 13:30 〜 15:30
第8会場(神戸国際会議場 3F 国際会議室)
オーガナイザー: 吉国 健司(JCHO九州病院薬剤部), 芦川 直也(豊橋ハートセンター薬局), 座長: 吉国 健司(JCHO九州病院薬剤部), 芦川 直也(豊橋ハートセンター薬局)
共催:特別非営利活動法人日本心臓リハビリテーション学会、一般社団法人日本循環器学会
心不全患者は不整脈の発生リスクが高く、これらの合併が予後悪化のみならず突然死の要因にもなる。そして、心不全と不整脈の病態は複雑に絡み合うことから、予後改善に向けた薬剤選択や治療戦略においては慎重な判断が求められる。薬剤師の果たすべき役割についても、副作用モニタリングにとどまらず、ガイドラインに準じた薬物療法の最適化や良好なアドヒアランス維持にむけた教育など多岐にわたるが、この状況において薬剤師が実臨床でどのように関わるかを議論する機会は少ない。そこで、本シンポジウムでは、最新のエビデンスをふまえて、薬剤師が理解しておきたい知識を整理し、目指すべき実践的アプローチについて議論する。そして、心不全と不整脈の診療における薬剤師の役割を再考し、心臓リハビリテーションを含めたチーム医療において、薬剤師が心不全患者の予後改善に貢献するためには何をすべきか明示する機会としたい。
[22-08-S18-5]抗不整脈薬のリスクマネジメント ~心不全患者における副作用の実態~
岩出 佳樹1, 久保田 芳明2, 西野 拓也3, 蜂須賀 誠人2, 岩崎 雄樹2, 荒川 亮介4, 浅井 邦也2 (1.日本医科大学付属病院 薬剤部, 2.日本医科大学付属病院 循環器内科, 3.日本医科大学 医療管理学, 4.日本医科大学 薬理学)
