セッション詳細
シンポジウム 49 中小病院のpharmacist-scientistが構築した世界を揺るがすエビデンス-感染症領域-
2025年11月23日(日) 15:45 〜 17:45
第13会場(神戸ポートピアホテル 本館 B1F 偕楽1・2)
オーガナイザー: 松元 一明(慶應義塾大学薬学部薬効解析学講座), 眞中 章弘(厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部), 座長: 松元 一明(慶應義塾大学薬学部薬効解析学講座), 眞中 章弘(厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部)
本シンポジウムでは、中小病院の薬剤師として患者アウトカムの改善を目指して臨床業務を行うと共に、科学者として積極的に研究を実践しその成果を世界に発信した先生方に発表して頂く。中小病院の薬剤師は医薬品の適正使用に関する様々な業務を行っているが、その効果を科学的に示すための研究報告は限られている。我が国の病院は多くが中小病院であり、そこには地域の多くの患者が来院する。そのため、患者の予後やQOLをさらに改善するためには中小病院で研究を実践しその成果を学術論文として発表する必要がある。また、他施設や他国の医療従事者と知見を共有することで、グローバルな医療改善に寄与し、中小病院で働く薬剤師の役割の強化にも繋がる。世界的に解決されていない感染症領域の課題に挑戦しエビデンスを構築した各発表は独自性が非常に高く、すべて最新のデータであり聴講者の方々にとって明日からの業務に活かせる内容であると確信している。
[23-13-S49-5]多面的アプローチで挑む感染症領域への臨床研究:中小病院から構築されたエビデンス
中野 祐樹1,2 (1.福岡県済生会二日市病院 薬剤部, 2.佐賀大学医学部附属病院 薬剤部)
