セッション詳細
シンポジウム 66 地域社会横断的に精神科医療を支える薬剤師
2025年11月24日(月) 9:00 〜 11:00
第14会場(神戸ポートピアホテル 本館 B1F 偕楽3)
オーガナイザー: 土井 信幸(高崎健康福祉大学薬学部地域医療薬学研究室), 保田 和哉(宮崎大学医学部附属病院薬剤部), 座長: 土井 信幸(高崎健康福祉大学薬学部地域医療薬学研究室), 安原 眞人(帝京大学薬学部)
共催:一般社団法人日本精神薬学会
精神疾患患者の背景は多様であり、適切な情報共有がなければ介入が難しくなる事例が多い。そのため、薬物療法を実践する中で効果や副作用を判断する際も、疾患と多様な患者背景を考慮する必要があり、トレーシングレポートの有用性が報告されている。また、薬物療法は長期間の服薬が重要であり、患者個々に最適な剤形を提案することで、アドヒアランスを維持・向上させ、治療の中断を回避することで再入院を防ぐことにも繋がる。精神科医療でサポートする患者の年齢層は幅広く、0~18歳の発達障害などは社会的な注目を集めている。また、処方薬・OTCの乱用や生産労働年齢のうつも社会問題となっている。そして、高齢者においても、認知症、せん妄など様々な精神疾患が問題となっている。本シンポジウムでは、予防から治療、薬物乱用防止など地域社会横断的に活躍している薬剤師の事例を共有し精神科医療における薬剤師の未来について皆さんと一緒に考えたい。
[24-14-S66-3]児童発達障害の症状重症度が親の心の健康状態に及ぼす影響についての検討
武内 美喜子1, 柴田 勲2 (1.株式会社 メディカルエイド 鳩ケ谷のぞみ調剤薬局, 2.医療法人 Reflax しばた心身クリニック)
