セッション詳細

シンポジウム 54 がんは究極の総合診療である!~ケースカンファレンスで症例を振り返り、学びを深めよう~

2025年11月24日(月) 9:00 〜 11:00
第2会場(神戸国際展示場 2号館 1F コンベンションホール(南))
オーガナイザー: 藤田 行代志(群馬県立がんセンター薬剤部), 小室 雅人(国立健康危機管理機構システム基盤整備局医療情報管理部), 座長: 藤田 行代志(群馬県立がんセンター薬剤部), 東 加奈子(東京医科大学病院薬剤部)
患者の訴えや症状は似ていても、その背景にある原因は多種多様である。薬剤師はついつい薬の面から考えがちであるが、実際には副作用が原因である可能性だけでなく、副作用以外が原因である可能性も検討し、どの原因が因果関係の合理的な可能性が高いか?を比較検討することが必要である。
 本シンポジウムでは、がん患者において症状発現の原因の解釈に苦慮した症例を紹介し、その真の原因を探っていく思考過程をプレゼンしてもらうことにより、参加者と共有する。その過程では、臨床医の視点からのコメントやディスカッションを交え、症例の背景をさらに詳しく探っていく。単に話を聞くだけでなく、会場の参加者も含めたディスカッションを通じた学びを重視したい。臨床の第一線で活躍する、経験豊富な薬剤師でも苦労した症例を通じて、参加者全員で学びを得たい。

[24-02-S54-1]irAE腎障害治療後のアテゾリズマブ+ベバシズマブ療法再開中に遷延する鼻出血を発症した80歳代男性

堀之内 藍 (みやぎ県南中核病院 薬剤部)
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[24-02-S54-2]慢性骨髄性白血病に対しニロチニブによる治療中に重度の頭痛が発症した50代男性

坪井 伸也 (日本大学医学部附属板橋病院 薬剤部)
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[24-02-S54-3]乳がん治療中、倦怠感を訴え続けた70歳代女性

北出 紘規 (加賀市医療センター 薬剤室)
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[24-02-S54-4]ケースカンファレスを開催する時のコツ~総合診療医の視点から~

岸田 直樹1,2,3 (1.一般社団法人 Sapporo Medical Academy, 2.東京薬科大学薬学部客員教授, 3.北海道科学大学薬学部客員教授)
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