セッション詳細
シンポジウム 65 チームで行う臨床研究 ~多職種・多機関連携によるハイレベルなエビデンス創出を目指して
2025年11月24日(月) 9:00 〜 11:00
第13会場(神戸ポートピアホテル 本館 B1F 偕楽1・2)
オーガナイザー: 黒田 誠一郎(東京大学医科学研究所附属病院), 杉浦 宗敏(東京薬科大学), 座長: 黒田 誠一郎(東京大学医科学研究所附属病院), 杉浦 宗敏(東京薬科大学)
抗がん剤治療における種々の問題に取り組む、支持療法(サポーティブケア)は近年、多くの新規薬剤が導入され飛躍的な進歩を遂げている。また、薬剤師が主導となって行った質の高いエビデンスが報告され、CIVN領域、Oncodermatology領域、がん悪液質領域において、薬剤師を中心とした臨床研究が進行中である。しかし、よりハイレベルなエビデンス創出を目的とした臨床研究を実施するためには、薬剤師単独では限界があり、多職種、多施設と連携しながら研究を運用することが必要である。 例えば、薬剤師・医師・看護師の連携、病院と大学の連携、病院同士の連携は、試験のインパクトを上げ、より適切な有効性評価によるエビデンスの創出が可能となる。
本シンポジウムでは、現在行われている多職種・多施設連携が、臨床研究に至った経緯について紹介するともに、今後の臨床試験の発展に向けた可能性について皆さんと考える機会としたい。
本シンポジウムでは、現在行われている多職種・多施設連携が、臨床研究に至った経緯について紹介するともに、今後の臨床試験の発展に向けた可能性について皆さんと考える機会としたい。
[24-13-S65-2]N-HOPE立ち上げからエビデンス構築までの道のり -病院、保険薬局との多機関共同研究を通じて-
浦川 龍太1,2, 松浦 佳代3, 大澤 万智子4, 下川 福子5, 廣畑 秀記6, 橋本 早苗6, 林 洋平7 (1.大阪大学歯学部附属病院 薬剤部, 2.大阪大学大学院 薬学研究科 医療薬学分野, 3.淡海医療センター 薬剤部, 4.市立伊丹病院 薬剤部, 5.神戸市立医療センター中央市民病院 薬剤部, 6.公立学校共済組合 近畿中央病院 薬剤部, 7.関西労災病院 薬剤部)
[24-13-S65-3]がん支持療法の質向上を目指して-口腔粘膜炎とCINV対策における薬剤師主導の多職種・多機関共同研究の実践と展望-
吉田 謙介 (東京薬科大学 薬学部 医薬品安全管理学教室)
