セッション詳細
シンポジウム 51 患者安全の深化に薬剤師がどのように関われるか~医薬品関連エラーの減少にむけて~
2025年11月23日(日) 13:30 〜 15:30
第14会場(神戸ポートピアホテル 本館 B1F 偕楽3)
オーガナイザー: 内藤 隆文(信州大学医学部附属病院薬剤部), 大山 要(長崎大学病院薬剤部), 座長: 橋詰 淳哉(長崎大学病院薬剤部), 三村 享(信州大学医学部附属病院)
医薬品関連エラーは全インシデントの約3割であることが日本医療機能評価機構より報告されており、我々薬剤師には、患者安全を確保するために医薬品関連エラーを減少させることが社会的に求められている。特定機能病院では専従医療安全管理者として薬剤師の配置が義務化されている。また、医療安全対策加算においても専従薬剤師の配置が求められており、患者安全に関わる薬剤師の継続的な育成が必要となっている。このような背景の中、組織として患者安全を深化させるためには、医薬品安全管理責任者や医療安全管理者だけでなく、ひとりひとりの薬剤師が日常業務の中で患者安全を意識し、積極的に取り組むことが重要である。そこで本シンポジウムでは、個々の薬剤師が患者安全の深化にどのように関われるか、safety-2の概念、医療DX、フォーミュラリーに加えて人材育成や組織マネジメントなど様々な観点から議論したい。
