セッション詳細
シンポジウム 59 院内製剤の全国実態調査と医療ビッグデータを用いた医薬品開発シーズの探索 ―2023年度医療薬学学術第3小委員会成果報告―
2025年11月24日(月) 13:30 〜 15:30
第4会場(神戸国際展示場 1号館 2F 展示室B)
オーガナイザー: 百 賢二(昭和医科大学統括薬剤部/薬学部病院薬剤学講座臨床研究部門), 花輪 剛久(東京理科大学薬学部), 座長: 百 賢二(昭和医科大学統括薬剤部/薬学部病院薬剤学講座臨床研究部門), 花輪 剛久(東京理科大学薬学部)
院内製剤は以前より薬剤師がその職能として、また、個々の患者の薬物治療上のニーズに応えるため、既存の製剤を加工または試薬等を用いて調製してきた。
一方、近年の薬剤師に対する社会的ニーズは高く、業務範囲は急速に拡大しており、製剤調製業務にマンパワーを割くことができない施設や、安全性・倫理性の側面からも製剤調製業務を縮小せざるを得ない施設も多い。国内の病院等で調製される院内製剤については、有効性、安全性、安定性などの情報を一元化すること、また、ルーチンに調製される院内製剤は安定供給が可能な医薬品開発に発展させることは、マンパワーを削減し、薬剤師に本来のPharmacist-Scientistとしての活動を実現可能にすると考えた。このような背景から2023年度 医療薬学学術第3小委員会を立ち上げた。本シンポジウムでは最終年度となる本委員会の活動成果を報告するとともに、臨床製剤の未来を広く議論する場としたい。
一方、近年の薬剤師に対する社会的ニーズは高く、業務範囲は急速に拡大しており、製剤調製業務にマンパワーを割くことができない施設や、安全性・倫理性の側面からも製剤調製業務を縮小せざるを得ない施設も多い。国内の病院等で調製される院内製剤については、有効性、安全性、安定性などの情報を一元化すること、また、ルーチンに調製される院内製剤は安定供給が可能な医薬品開発に発展させることは、マンパワーを削減し、薬剤師に本来のPharmacist-Scientistとしての活動を実現可能にすると考えた。このような背景から2023年度 医療薬学学術第3小委員会を立ち上げた。本シンポジウムでは最終年度となる本委員会の活動成果を報告するとともに、臨床製剤の未来を広く議論する場としたい。
[24-04-S59-1]院内製剤の全国実態調査と医療ビッグデータを用いた医薬品開発シーズの探索―2023年度医療薬学学術第3小委員会成果報告―
百 賢二 (昭和医科大学 統括薬剤部/薬学部病院 薬剤学講座 臨床研究部門)
