セッション詳細
シンポジウム 27 ”薬剤師の病棟業務” 10年の軌跡と拡充への新展開を思考する!!
2025年11月23日(日) 13:30 〜 15:30
第1会場(神戸国際展示場 2号館 1F コンベンションホール(北))
オーガナイザー: 後藤 一美(学校法人聖路加国際大学聖路加国際病院), 柴田 ゆうか(日本大学薬学部薬剤師教育センター), 座長: 後藤 一美(学校法人聖路加国際大学聖路加国際病院), 柴田 ゆうか(日本大学薬学部薬剤師教育センター)
病棟薬剤師が業務の手引きとしてきた日本病院薬剤師会「薬剤師の病棟業務の進め方ver1.2」「ハイリスク薬に関する業務ガイドラインver2.2」は、病棟薬剤業務実施加算が拡大された2016年に公開され10年が経過した。この間、医薬品安全使用のための業務手順書作成マニュアルの改訂、タスクシフト/シェアの通知、地域医療連携体制構築、病棟薬剤業務増点、卒後研修評価など、さまざまな社会や制度変化を背景に、各施設では、薬剤師増員、機械化、効率化などにより病棟業務の拡大が取り組まれてきた。一方で、病棟薬剤師が担うべき範囲は広く、限られた人員での業務の優先順位については施設の特徴に応じた方向性を悩みながら展開しているのが現状である。そこで本シンポジウムでは、10年の病棟薬剤業務の変遷と現況、課題についてオーバービューし、加えて先進的取り組み事例から学び、さらに深化すべき病棟薬剤業務を整理し総合討論を行う。
