セッション詳細

シンポジウム 47 若手薬剤師による抗菌薬適正使用支援活動の進化と深化 -チーム医療とエビデンスの創出-

2025年11月23日(日) 9:00 〜 11:00
第13会場(神戸ポートピアホテル 本館 B1F 偕楽1・2)
オーガナイザー: 枦 秀樹(みなとファーマシー), 尾田 一貴(熊本大学病院薬剤部), 座長: 枦 秀樹(みなとファーマシー), 山田 智之(大阪医科薬科大学病院薬剤部)
薬剤師を中核としたチーム医療である抗菌薬適正使用支援(AS)活動は、患者アウトカムの改善を目指して科学的エビデンスを創出し、薬剤耐性菌(AMR)の脅威に対応してきた。しかしAMR事情の深刻化や抗菌薬供給不足の露呈といった課題、医療DXの進化を踏まえるとAS活動は臨床・基礎研究により時代に合わせて柔軟に進歩発展し、医療の革新に貢献する必要がある。こうした活動をらせん階段のように効果的に推進するためには、医療現場の課題に対応できる実践的な能力を備えた次世代の薬剤師の活躍および持続的輩出が必要不可欠である。
本シンポジウムでは次世代を担う若手薬剤師が中心となったAS活動の実践例や研究成果を共有するとともに、AMR対策における多職種連携の具体的事例を示し、医療現場での実践的な課題解決の方法を探る。そして薬剤師教育における医療薬学の進化エビデンス創出の新たな方向性を議論し、未来の医療に向けた具体的な提案を模索したい

[23-13-S47-1]抗緑膿菌薬の選択圧指数と耐性率との関連 -中小病院のAS薬剤師が主導するJ-SIPHEを活用した多施設共同研究-

沢田 佳祐1,2 (1.国家公務員共済組合連合会 枚方公済病院, 2.京都薬科大学大学院 臨床薬剤疫学分野)
コメント()

[23-13-S47-2]抗菌薬適正使用支援の未来を拓く ~デジタル教育の可能性とOCTPASの実践~

池垣 美奈子1,2,4, 日馬 由貴1,4, 和田 聖哉1,3,4, 松尾 裕央1,4, 忽那 賢志1,4,5 (1.大阪大学感染症総合教育研究拠点(CiDER) 人材育成部門, 2.大阪大学大学院医学系研究科 変革的感染制御システム開発学 寄附講座, 3.大阪大学大学院医学系研究科 変革的医療情報システム開発学 寄附講座, 4.大阪大学医学部附属病院 感染制御部, 5.大阪大学大学院医学系研究科 感染制御学)
コメント()

[23-13-S47-3]「メロペネム買えない!?他の抗菌薬で大丈夫でしょ!」メロペネム供給制限時の AST対応とその後の研究展開

高武 嘉道 (NHO 九州がんセンター 薬剤部)
コメント()

[23-13-S47-4]臨床経験から研究へ「薬剤性腎障害を回避せよ!」 -機械学習によるバンコマイシン関連急性腎障害の予測モデル構築と今後の展望-

飯田 萌子1,2 (1.名古屋市立大学病院 薬剤部, 2.名古屋市立大学 大学院医学研究科 臨床薬剤学)
コメント()

[23-13-S47-5]中小病院だからこそ生まれる実践とエビデンス―薬剤師主導で切り拓く抗菌薬適正使用の最前線―

中野 祐樹1,2 (1.福岡県済生会二日市病院 薬剤部, 2.佐賀大学医学部附属病院 薬剤部)
コメント()