セッション詳細
シンポジウム 37 「血糖管理」の視点で広げる薬剤師業務~多様な場面で活用できるtipsの共有~
2025年11月23日(日) 15:45 〜 17:45
第4会場(神戸国際展示場 1号館 2F 展示室B)
オーガナイザー: 長谷川 裕矢(松波総合病院薬剤部), 大東 敏和(広島大学病院薬剤部), 座長: 長谷川 裕矢(松波総合病院薬剤部), 伊勢崎 竜也(医療法人鉄蕉会亀田総合病院薬剤部)
共催:一般社団法人日本くすりと糖尿病学会
糖尿病はcommon diseaseであり薬剤師が関わる場面も多いが、「血糖管理」の視点を多様な薬剤師業務に落とし込んでいく議論の機会は少なかった。シンポジウム前半では「血糖管理」に着眼した様々な分野での活用事例として、集中治療、がん化学療法、医療安全における実践を共有する。後半では薬剤師によるダイアベティスケアについての知見を拡げていく。今まで本学会で議論されることの少なかった、最新のインスリンポンプ療法について、クリニックにおける薬剤師の実践を紹介する。また2024年度診療報酬改定で「調剤後薬剤管理指導料」が新設されたことをうけ、保険薬局でのテレフォンフォローアップも含めた継続支援およびスタッフ教育の実例を共有する。本シンポジウムを通して「血糖管理」に着眼して、多様な場面で活用できるtipsを共有、議論することで、薬剤師の活躍の場の拡がりと、その深化がもたらされる一助としたい。
[23-04-S37-2]がん治療における血糖モニタリングと糖尿病発症~その時、薬剤師はどう支援する?
上ノ段 友里1,2 (1.中津市立中津市民病院 診療部 薬剤科, 2.岐阜薬科大学大学院 地域医療実践薬学研究室)
