Special Sessionの案内
Special Session
1.材料開発におけるデータサイエンス
(Data Science Applied to Materials Development)
マテリアルズインフォマティクス(Materials Informatics; MI)やプロセスインフォマティクス(Process Informatics; PI)のような,データサイエンスを活用したデータ駆動型材料開発が材料科学分野における新たな研究手法として重要性を増しています.すでに,多様なアプローチによって,組成情報や結晶組織情報,プロセス情報などを元に,材料特性を高精度に予測することやスクリーニングすることが可能となっています. 本セッションでは,これらデータサイエンスを活用した材料開発に従事する研究者,データ活用を検討している研究者,ならびにデータ駆動型材料開発に関心を有る研究者に集まっていただき,学術的議論を深める場を提供することを目的としています.対象を粉末冶金に限定することなく,幅広い材料系およびプロセス分野を含み,多様な視点からの講演と討論を通じ,データ駆動型材料研究の新たな展望を共有できることを期待しています.
2.磁性材料・磁気デバイスにおける微細構造制御と機能発現
(Control and Manipulation of Microstructure in Magnetic Materials for Functional Devices)
本セッションでは,ハード磁性,ソフト磁性等の様々な材料について,バルク,薄膜,微粒子等の形態を問わず,材料の磁気特性や応用先における機能と微細構造を結び付けて議論する多くの研究を紹介してきました.永久磁石用ハード磁性材料,パワーエレクトロニクスのためのソフト磁性材料では,新規材料設計や新規作製プロセスについて注目し,合金系磁性体からフェライトまで幅広く募集いたします.また,通信技術の進展に伴う高周波対応材料・デバイスについても重要性がますます認識され,講演が増えております.さらに,磁性材料の応用範囲を拡大することが期待されるバイオや環境分野などについても,材料,デバイスの提案を含め,新しい話題提供の場となるようなセッションを構成したいと考えています.特に,最近では希土類などの原料サプライチェーン強化や環境負荷低減の観点から磁性部材のサーキュラーエコノミーも注目すべき課題となっています.これらの幅広い磁気に関する講演について,産官学の多様な参加者が一堂に会して討論する場となることを期待して,多くの皆様の講演申込をお待ちしています.
3.高エネルギー粉末処理プロセスと焼結技術の融合による先進材料開発 (Novel Materials Development through High-Energy Powder Processing and Sintering Technologies)
メカニカルアロイング(MA)やメカニカルミリング(MM),そしてメカノケミカル反応(MCR)といった高エネルギー粉末処理技術は,材料分野を問わず新材料開発や特性改善の基盤技術です.その応用範囲は,高活性な粉末特性を活かした触媒への応用から,微細構造制御による構造材料・機能材料の創製まで多岐にわたります.
本Special Sessionでは,これらの粉末処理技術により得られた粉末の特性評価・制御に加え,放電プラズマ焼結(SPS)法などの先進的な焼結技術を含めた一連の材料開発プロセス全体を扱います。材料開発における共通課題の認識と新たな視点の獲得を目指し,金属,セラミックス,化学,プロセシングといった異なるバックグランドを持つ研究者同士が,分野の垣根を越えて自由に意見交換できる場を提供したいと考えています.つきましては,粉末処理プロセスに関わる基礎研究から,各種焼結技術を駆使した応用研究まで,幅広いご講演を募集し、活発な議論を期待いたします.
4.MIM及びSinter-based AM:基礎開発から更なる展開
(MIM and Sinter-based AM: From Fundamental Development to Advances)
本セッションでは,金属射出成形(MIM)およびSinter-based Additive Manufacturing(sinter-based AM)に関する最新の研究・技術動向を対象とした講演を募集いたします.原料粉末,バインダー,フィードストック設計,グリーン成形,脱脂・焼結条件の最適化,後処理技術,品質評価,装置開発,シミュレーションなど,製造プロセス全般にわたる発表を歓迎します.基礎開発から応用研究まで幅広く,基礎的研究も大いに歓迎します.材料特性向上,欠陥制御,焼結挙動解析など,MIMおよびSinter-based AMの技術的理解やプロセス改善に寄与する内容であれば分野を問いません.多数のご応募をお待ちしております.
