セッション詳細
[SY106]シンポジウム106_精神保健医療の従事者教育のメソッドを考える
2025年6月21日(土) 8:30 〜 10:30
D会場(神戸国際会議場 4階 401会議室)
司会:張 賢徳(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所)、大塚 耕太郎(岩手医科大学医学部神経精神科学講座)
メインコーディネーター:大塚 耕太郎(岩手医科大学医学部神経精神科学講座)
サブコーディネーター:加藤 隆弘(北海道大学大学院医学研究院神経病態学分野精神医学教室)、小原 圭司(社会医療法人正光会松ヶ丘病院)
メインコーディネーター:大塚 耕太郎(岩手医科大学医学部神経精神科学講座)
サブコーディネーター:加藤 隆弘(北海道大学大学院医学研究院神経病態学分野精神医学教室)、小原 圭司(社会医療法人正光会松ヶ丘病院)
患者調査では精神疾患の患者数の増加がみられるが、一方で精神疾患は治療ギャップから地域で見なければいけない現実がある。地域で暮らしているものがメンタルヘルスの危機に陥り、回復して地域に戻ってくる方もおられる。このように、地域ケアが求められる中、精神保健医療ではさまざまなメンタルヘルス問題への対応が求められ、プレホスピタルケアやコミュニティケアの推進や、専門職だけでなくボランティア等の育成など従事者への教育が常に課題となってきた。
従事者の教育にあたっては、プログラムの内容や、座学形式、ワークショップなどの体験型プログラム、双方向性教育など様々な課題が存在する。また、テクノロジーを活用した教育や、教育資材をキット化したプログラム、また認証のシステムなど多岐にわたる検討が求められる。
本シンポジウムの目的として、従事者への教育の最前線で取り組むシンポジストから具体的な取り組みを取り上げ、従事者教育で行っている方法論や重視される視点を提示し、今後の精神保健医療の従事者教育で求められる内容を整理していきたい。
演者としては、厚生労働省や内閣府でのゲートキーパー養成研修テキスト策定やメンタルヘルス・ファーストエイドの代表として早期介入法の双方向性、視覚教材とテキスト策定等での精神保健従事者に行っている教育法の現状や課題を大塚から提示する。また、加藤から引きこもり対策の教育法、引きこもり外来の仕組みの構築、ロボット活用やアバターによるVR教育などの新たな方法論について取り上げる。小原からギャンブル依存のSAT-Gのプログラムを取り上げ、動機付けやリカバリーへの希望も含めた方法論を提示する。赤平より地域精神保健における保健師やボランティアへの教育で重要な視点について論じていただく。最終的に包括的な視点で演者が提示した従事者教育のメソッドの役割や課題について総括させていただきたい。なお、シンポジストの発表は学術総会の演題登録における倫理的配慮を行う。
従事者の教育にあたっては、プログラムの内容や、座学形式、ワークショップなどの体験型プログラム、双方向性教育など様々な課題が存在する。また、テクノロジーを活用した教育や、教育資材をキット化したプログラム、また認証のシステムなど多岐にわたる検討が求められる。
本シンポジウムの目的として、従事者への教育の最前線で取り組むシンポジストから具体的な取り組みを取り上げ、従事者教育で行っている方法論や重視される視点を提示し、今後の精神保健医療の従事者教育で求められる内容を整理していきたい。
演者としては、厚生労働省や内閣府でのゲートキーパー養成研修テキスト策定やメンタルヘルス・ファーストエイドの代表として早期介入法の双方向性、視覚教材とテキスト策定等での精神保健従事者に行っている教育法の現状や課題を大塚から提示する。また、加藤から引きこもり対策の教育法、引きこもり外来の仕組みの構築、ロボット活用やアバターによるVR教育などの新たな方法論について取り上げる。小原からギャンブル依存のSAT-Gのプログラムを取り上げ、動機付けやリカバリーへの希望も含めた方法論を提示する。赤平より地域精神保健における保健師やボランティアへの教育で重要な視点について論じていただく。最終的に包括的な視点で演者が提示した従事者教育のメソッドの役割や課題について総括させていただきたい。なお、シンポジストの発表は学術総会の演題登録における倫理的配慮を行う。
[SY106-1]支援困難な「社会的ひきこもり」におけるメタバースやVR活用による支援力向上プロジェクト
○加藤 隆弘1, 浅海 久美子2, 久保 太聖3, 松島 俊夫3, 三淵 啓自4, 林 裕子5, 浅海 道子2 (1.北海道大学大学院医学研究院神経病態学分野精神医学教室, 2.特定非営利活動法人JACFA, 3.九州大学大学院医学研究院精神病態医学分野, 4.デジタルハリウッド大学院大学, 5.山口大学大学院技術経営研究科)
[SY106-2]全国の精神保健福祉センターにおける従事者教育-ギャンブル行動症の回復プログラムを例にして
○小原 圭司 (社会医療法人正光会松ヶ丘病院)
[SY106-3]地域精神保健における保健師やボランティアへの教育
○赤平 美津子1,2, 大塚 耕太郎1,2,3 (1.岩手医科大学医学部災害・地域精神医学講座, 2.岩手県こころのケアセンター, 3.岩手医科大学医学部神経精神科学講座)
[SY106-4]精神保健医療の従事者教育のメソッド
○大塚 耕太郎 (岩手医科大学医学部神経精神科学講座)