セッション詳細

[PW6]精神療法・心理アセスメント体験ワークショップ6_機能評価ツール「Cognitive Assessment Interview(CAI)」ワークショップ:概説と面接実践

2026年6月19日(金) 9:00 〜 12:30
L会場(パシフィコ横浜ノース 4F G404)
司会:根本 隆洋(東邦大学医学部精神神経医学講座)、内野 敬(東邦大学医学部社会実装精神医学講座)
メインコーディネーター:根本 隆洋(東邦大学医学部精神神経医学講座)
サブコーディネーター:小野田 太郎(医療法人財団厚生協会東京足立病院)
【英→日または日→英AI翻訳あり】【事前申込制】【オンデマンド配信対象外】
日常診療において、精神症状が比較的安定した後も、「集中力が続かない」「以前より仕事や家事に時間がかかる」といった訴えを耳にすることは多い。しかし、精神疾患に伴う認知機能の低下を、どのように評価し、生活上への影響をどのように把握するかについては、明確な指針は定まっていない。詳細な神経心理検査は有用である一方、時間的・人的制約から日常診療で気軽に用いることは難しい。こうした場面で、診療の一環として短時間で実施ができ、患者の生活上の困難を具体的に把握ができる評価手法を身につけることは、精神科医にとって大きな助けとなる。
Cognitive Assessment Interview(CAI)は、注意・記憶・遂行機能などの認知機能の低下による生活上における機能的能力を評価するための半構造化面接法である。施行時間は15~30分程度と比較的短く、外来診療に近い形式で実施可能である点が、臨床現場で活用しやすい特徴である。また、一定のトレーニングを受ければ、心理師などのコメディカルスタッフも施行が可能であり、多職種チームでの情報共有にも有用である。また米国でも臨床現場で活用されており、データの国際比較も可能である。
本ワークショップでは、CAIの開発者である University of California, Los Angeles(UCLA)の Joseph Ventura 先生を招き、CAIの基本的な考え方と、認知機能の変化を生活機能の観点からどのように理解するかについて解説する(通訳機能を活用しながら、適宜補足を行う予定である)。さらに、実際の面接映像や事例を用いて、患者の語りをどのように整理し、生活上の困難を評価していくのかを具体的に示す。内容は、初めて認知機能の評価を行う参加者にも理解しやすい構成とし、日常臨床で応用可能な視点が得られるよう配慮した。
CAIを通じて認知機能と生活機能を結びつけて理解する視点は、治療計画や支援方針の検討、多職種間の情報共有において有用である。本ワークショップに参加することで、参加者は臨床技法の向上につながり、ひいては社会的リカバリーを支える精神科医療の質の向上につながることが期待される。なお、使用する面接映像は本人の自由意思に基づく同意を得たうえで作成しており、個人情報が特定されないよう十分に配慮している。

[PW6-1]機能評価ツール「Cognitive Assessment Interview(CAI)」ワークショップ:概説と面接実践

Ventura Joseph (Department of Neuropsychiatry and Behavioral Sciences, Geffen School of Medicine, UCLA, USA)

[PW6-2]機能評価ツール「Cognitive Assessment Interview(CAI)」ワークショップ:概説と面接実践

小野田 太郎 (医療法人財団厚生協会東京足立病院)

[PW6-3]機能評価ツール「Cognitive Assessment Interview(CAI)」ワークショップ:概説と面接実践

竹内 一真 (社会医療法人あさかホスピタル)