セッション詳細
[SY12]シンポジウム12_ヒューマノイドロボットが切り拓く精神医学の新しい処方せん
2026年6月18日(木) 8:30 〜 10:30
G会場(パシフィコ横浜ノース 3F G301+G302)
司会:大野 裕(長崎大学医学部精神神経科学教室/一般社団法人認知行動療法研修開発センター)、松本 吉央(東京理科大学先進工学部)
メインコーディネーター:熊﨑 博一(長崎大学医学部精神神経科学教室)
サブコーディネーター:加藤 隆弘(北海道大学大学院医学研究院神経病態学分野精神医学教室)、吉川 雄一郎(大阪大学大学院基礎工学研究科)
メインコーディネーター:熊﨑 博一(長崎大学医学部精神神経科学教室)
サブコーディネーター:加藤 隆弘(北海道大学大学院医学研究院神経病態学分野精神医学教室)、吉川 雄一郎(大阪大学大学院基礎工学研究科)
ロボット技術の発展には目覚ましいものがある。ヒト型のロボットであるヒューマノイドロボットは、自律動作もしくは遠隔操作により作動する。自立ロボットでは自動音声認識及び自動対話生成機能の進歩は目覚ましい。音声認識技術では、雑音のない空間において人間が明瞭に話せば、人間並みの音声認識が可能である。数十億以上のパラメータを持つディープラーニングモデルである大規模言語モデルは対話生成技術の世界を一変させた。今後もビッグデータの蓄積により対話生成技術は格段な進歩が期待される。音声認識、対話合成の技術の進歩により長時間対話も可能となってきている。またアンドロイドロボット技術の進歩も目覚ましいものがあり、身振り手振り、表情、視線など、多様な非言語性コミュニケーションも可能となっている。遠隔操作システムの進歩により二人同時に操作するシステム、また一人で10体のロボットを同時に操作することも可能である。このような背景の中で医療においてもロボットの導入は着実に始まっている。
精神科臨床において臨床応用を目指した研究が世界各地で始まっている。児童領域では、発達障害者のロボットへの親和性を背景に、ロボットを用いた療育や復職訓練が始まっている。高齢者支援の分野においても、ロボットを用いた心理的な援助が行われている。その他、統合失調症、気分障害、不安障害領域においてもロボット技術を活用した治療開発研究が行われている。精神科診療は慢性的な人手不足な中でロボットへの期待は大きい。本シンポジウムでは、ロボット技術を用いた精神科治療に長年携わっている、精神科医、ロボット工学者がロボットを臨床の場で有効活用する方法について議論する。
「精神科医療においてロボットだから可能な役割」では、現在まで主に発達障害を中心にロボット支援研究を進めてきた児童精神科医が、自身のこれまでの実証研究の成果を振り返り、精神科医療においてロボットだから可能な役割、またロボットと人間の共生について考察する。
「精神科患者の前向きなコミュニケーションを促す対話技術開発」では、現在まで精神科患者対象のコミュニケーションロボットを開発してきたロボット工学者が、現状の対話技術で可能なコミュニケーションと、精神科治療現場で用いる課題について説明する。
「ヒューマノイドロボットを用いた精神療法の可能性」では、うつ病、ひきこもりを専門とする精神科医が、自身の使用経験を基にロボットだから可能な精神療法について考察する。
「ロボットを用いてハグすることの意義:治療関係構築のために」では、ロボットの触覚を専門とするロボット工学者が、ロボットを用いてハグすることでの患者の安心感や愛着への影響、信頼関係構築について説明する。
「精神科治療におけるロボット治療の未来展望」では本分野に精通している精神科医が、ロボットを小児から高麗者まで使用する際の課題について説明する。また本領域の今後の展望について考察する。
精神科臨床において臨床応用を目指した研究が世界各地で始まっている。児童領域では、発達障害者のロボットへの親和性を背景に、ロボットを用いた療育や復職訓練が始まっている。高齢者支援の分野においても、ロボットを用いた心理的な援助が行われている。その他、統合失調症、気分障害、不安障害領域においてもロボット技術を活用した治療開発研究が行われている。精神科診療は慢性的な人手不足な中でロボットへの期待は大きい。本シンポジウムでは、ロボット技術を用いた精神科治療に長年携わっている、精神科医、ロボット工学者がロボットを臨床の場で有効活用する方法について議論する。
「精神科医療においてロボットだから可能な役割」では、現在まで主に発達障害を中心にロボット支援研究を進めてきた児童精神科医が、自身のこれまでの実証研究の成果を振り返り、精神科医療においてロボットだから可能な役割、またロボットと人間の共生について考察する。
「精神科患者の前向きなコミュニケーションを促す対話技術開発」では、現在まで精神科患者対象のコミュニケーションロボットを開発してきたロボット工学者が、現状の対話技術で可能なコミュニケーションと、精神科治療現場で用いる課題について説明する。
「ヒューマノイドロボットを用いた精神療法の可能性」では、うつ病、ひきこもりを専門とする精神科医が、自身の使用経験を基にロボットだから可能な精神療法について考察する。
「ロボットを用いてハグすることの意義:治療関係構築のために」では、ロボットの触覚を専門とするロボット工学者が、ロボットを用いてハグすることでの患者の安心感や愛着への影響、信頼関係構築について説明する。
「精神科治療におけるロボット治療の未来展望」では本分野に精通している精神科医が、ロボットを小児から高麗者まで使用する際の課題について説明する。また本領域の今後の展望について考察する。
[SY12-1]人ではなくロボットだからこそ担える精神科医療の役割
熊﨑 博一 (長崎大学医学部精神神経科学教室)
[SY12-2]オープンスペースで精神科患者と日常的に対話するロボットの実現に向けて
吉川 雄一郎 (大阪大学大学院基礎工学研究科)
[SY12-3]精神症状ロボット評価面接研究から考える先生転移・先生逆転移:しがらみから解放される未来の精神療法
加藤 隆弘1, 松島 敏夫2, 松尾 敬太朗2, 吉川 雄一郎3, 熊崎 博一4 (1.北海道大学大学院医学研究院神経病態学分野精神医学教室, 2.九州大学大学院医学研究院精神病態医学分野, 3.大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻, 4.長崎大学大学院医歯薬学総合研究科精神神経学分野)
[SY12-4]ロボットを用いてハグすることの意義:治療関係構築のために
住岡 英信 (株式会社国際電気通信基礎技術研究所)
[SY12-5]現在の精神科医療の課題とロボットへの期待
村松 太郎 (JDC六番町メンタルクリニック)
[SY12-S1]指定発言
新保 史生 (慶應義塾大学総合政策学部)
[SY12-S2]指定発言
神田 崇行 (京都大学大学院情報学研究科)
[SY12-S3]指定発言
笠井 清登 (東京大学大学院医学系研究科臨床神経精神医学教室)
