セッション詳細

[WS2]ワークショップ2_映像で学ぶ初診面接-病識のない統合失調症編-

2026年6月18日(木) 14:25 〜 16:05
H会場(パシフィコ横浜ノース 3F G314+G315)
司会:田中 裕記(国立病院機構九州医療センター精神神経科/合併精神センター)、岡村 斉恵(初石病院)
メインコーディネーター:今井 淳司(東京都立松沢病院精神科)
サブコーディネーター:田中 裕記(国立病院機構九州医療センター精神神経科/合併精神センター)
精神療法研修委員会
精神科臨床において、「病識を欠く患者」への対応は、避けて通ることのできない重要な課題である。とりわけ統合失調症においては、病的体験に対する確信の強固さや侵襲性の高さに加え、社会的スティグマに起因する病態否認が複雑に絡み合い、いわゆる「病識欠如」といわれる状態を呈することが少なくない。
特に、精神科専門医取得にあたって「経験すべき治療形態」とされる「救急」患者や「行動制限」を必要とする場面において、病識のない統合失調症患者への対応は不可避である。また、そのような出会いは、閉鎖病棟に限らず、心配した家族に伴われて外来を初診する統合失調症患者など、治療の場を選ばず生じうる。
一方で、このような患者への対応は困難を伴い、豊富な経験を有するベテランの精神科医といえども、一朝一夕に円滑な関与が可能となるものではない。よって、病識を欠く統合失調症患者に対する精神療法的介入は、精神科医にとって必須の臨床技能であると同時に、永遠のテーマであるともいえる。しかし、その困難さもあいまって、これまで実際の面接場面を通じてその具体的対応を学ぶ機会は限られてきた。
精神療法研修委員会では、「映像で学ぶ初診面接」と題し、各種精神療法を専門とする精神科医が同一の模擬患者に対して初診面接を実施し、その様子を映像で提示したうえで解説・講義を行う実践的ワークショップを開催してきた。
本ワークショップでは、動機づけ面接、認知行動療法、精神分析をそれぞれ専門的背景とする今井、菊地、衞藤の3名が、「病識を欠く統合失調症患者」を想定した模擬患者に対して初診面接を行い、精神療法的介入の要諦と実際的工夫を解説する。さらに、フロアを交えたディスカッションを通して、このような患者に対する精神療法的関与のあり方を深掘りする機会としたい。

[WS2-1]映像で学ぶ初診面接-病識のない統合失調症編-

今井 淳司 (東京都立松沢病院精神科)

[WS2-2]映像で学ぶ初診面接-病識のない統合失調症編-

菊地 俊暁 (慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室)

[WS2-3]映像で学ぶ初診面接-病識のない統合失調症編-

衞藤 暢明 (福岡大学)

[WS2-4]映像で学ぶ初診面接-病識のない統合失調症編-

舘野 歩 (東京慈恵会医科大学精神医学講座)