セッション詳細

[WS4]ワークショップ4_性別不合に関する診断と治療のガイドラインに準拠した診療 ~精神科領域の診療と日本GI学会認定施設~

2026年6月18日(木) 14:25 〜 16:05
M会場(パシフィコ横浜ノース 4F G403)
司会:織田 裕行(医療法人桐葉会きじまこころクリニック/医療法人桐葉会木島病院)、入澤 聡(医療法人入澤会いりさわ心と体のクリニック)
メインコーディネーター:織田 裕行(医療法人桐葉会きじまこころクリニック/医療法人桐葉会木島病院)
性別不合に関する委員会
【事前申込制】【オンデマンド配信対象外】
性別不合に関する診断と治療のガイドラインは、1997年5月に公表された初版ガイドライン以降、社会状況の変化と臨床的、科学的知見の集積に対応して改訂が重ねられ、2024年8月に第5版ガイドラインが公開された。これまでも婦人科、泌尿器科、形成外科の専門家を委員に迎えて本ガイドラインの作成、改訂が行われてきたが、ICD-11の発表により性別不合が精神疾患カテゴリーから外れたことから、日本GI(性別不合)学会(以下、GI学会)と共同で改訂作業が行われた。主な改訂点として、①診断基準の改訂(DSM-5、ICD-11)への対応、②小児期における割り当てられた性への違和感に対する評価と対応、③精神科医療の関わりに関する改訂、④ホルモン療法および二次性徴抑制療法における使用薬剤と用量用法の追加、⑤二次性徴抑制療法に関する改訂の5点が挙げられている。また、診断を行う精神科医は日本精神神経学会が主催するワークショップやGI学会エキスパート研修会を受講していることが望ましいとされており、医療チームを構築する要件に、「少なくともその中心メンバーはGI学会の認定医であることが求められる」点が付け加えられた。このように専門的な診療に携わる医師や専門職の養成の一環として、同時に、新たに性別不合の診療に携わる者にも幅広く情報を提供するべく、日本精神神経学会が研修の場を継続して提供していく必要があると当委員会は考えている。本ワークショップは、この趣旨に沿って2014年度から開催している。
今回のワークショップでは、精神科領域の診療とGI学会認定施設との関係に焦点をあて、最前線で活躍されている講師に、精神科、婦人科、形成外科の各領域からご登壇頂く。精神科領域は、早馬俊先生にご講演頂く。中塚幹也先生には婦人科医の立場から二次性徴抑制療法を含むホルモン療法の実際とGI学会との協働について、佐武利彦先生には形成外科医の立場から手術療法とGI学会認定施設のジェンダーセンターの運営の実際についてご講演頂く。さらに公認心理師の立場から、ガイドラインに準拠したジェンダー外来の支援と多施設連携の動向について松岩七虹先生にもご講演頂く予定である。
適切な時期に安心安全なチーム医療が提供される環境が構築され、そのように設計された構造が普及していくことが望まれる。

[WS4-1]性別不合に関する診断と治療のガイドラインに準拠した診療 ~精神科領域の診療と日本GI学会認定施設~

早馬 俊 (医療法人南山会横浜メンタルクリニック戸塚)

[WS4-2]性別不合に関する診断と治療のガイドラインに準拠した診療 ~精神科領域の診療と日本GI学会認定施設~

松岩 七虹 (医療法人桐葉会きじまこころクリニック)

[WS4-4]性別不合に関する診断と治療のガイドラインに準拠した診療 ~精神科領域の診療と日本GI学会認定施設~

佐武 利彦 (富山大学学術研究部医学系形成再建外科・美容外科)