講演情報

[P8-01]通いの場立ち上げ支援に関しての活動報告

*坂西 孝文1 (1. 社会福祉法人 岡崎市福祉事業団)
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キーワード:

通いの場、地域、介護予防

【はじめに・目的】
 通いの場での活動は,健康づくりや生きがい作り,地域の繋がり作りを目的としている事が多く,高齢者の介護予防に資すると考えられている.岡崎市では「岡崎ごまんぞく体操」という体操を制作し,体操グループを通いの場の一つとして,地域包括支援センター(以下:包括)を中心に市内約300ヵ所の立ち上げを行っている.しかし,通いの場が徒歩圏内になく,地域によって社会的に孤立している高齢者は依然として多く,地域課題となっていた.今回,リハビリ職として地域住民と包括と協働し,通いの場の立ち上げ支援に携わる機会を得た為,報告する.
【活動内容】
 地域住民,包括職員と会場内の段差など転倒リスク有無や必要物品,収容人数の確認等,立ち上げに関しての事前打ち合わせを行った.その後,通いの場立ち上げに関してのチラシを作成.地域の回覧板に入れ, 住民間で通いの場への参加を促すよう声掛けを依頼.集まった参加者に対し,初回から1回90分の支援を4回実施.内容は体操の指導,交流ゲーム,認知症予防トレーニング等,参加者間での交流を深めながら体操を行う事の意義を伝え,4回目以降の活動継続に対しての動機付けを行った.
【成果】
 各回5~20人が参加し,R5年度から現在までに公民館など計15ヵ所の立ち上げを行い,現在も住民同士での活動を継続することができている.また,R7年度からは介護予防・日常生活総合支援事業の一環として,各包括の協力のもと現在も通いの場の立ち上げ支援に携わることができている.
【結論・今後の展望】
 地域高齢者の見守り体制や支え合い体制,通いの場作りは,住民と専門機関・行政が一体となって取り組む事が大切とされている.また,通いの場の立ち上げだけでなく,グループ活動が長く続くよう,リーダーなど担い手の育成や介護予防に関しての啓発活動を行う必要があると考える.今後も,地域包括ケアの推進を行うと共に,PTとしての専門性を活かし,地域高齢者が孤立しないよう,住み慣れた地域でいきいきとした生活が送れる共生社会の一助となる取り組みを続けたいと考える.
【倫理的配慮・説明と同意】
 本報告に関しては,支援に携わっている包括職員,地域住民,リハ職員に口頭で説明し同意を得ている.また,利益相反に関する開示事項は無い.

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