講演情報
[P10-03]地域在住高齢者における通いの場参加と移動機能との関連―2-stepテストを用いた横断研究―
*村上 達典1、岩瀬 悠人1、河合 麻奈1、白石 佑利1、土浦 叶大1 (1. 和泉大学 リハビリテーション学部)
キーワード:
通いの場、ロコモティブシンドローム、地域在住高齢者
【はじめに、目的】
通いの場は地域在住高齢者に対する介護予防の重要な取り組みである。一方、通いの場参加者の身体機能特性については十分明らかではない。本研究の目的は、地域在住高齢者における通いの場参加と移動機能との関連を検討することである。
【方法】
対象は地域在住高齢者58名とした。通いの場参加の有無を聴取し、移動機能評価として2-stepテストを実施した。また、2-step値からロコモ度を判定した。通いの場参加群と非参加群を比較し、通いの場参加を従属変数、年齢および2-step値を独立変数としたロジスティック回帰分析を実施した。さらにROC解析により2-step値の判別能を検討した。有意水準は5%とした。
【結果】
ロコモ度と通いの場参加には有意な関連を認めた(p=0.033)。通いの場参加率は非ロコモ33.3%、ロコモ度1で60.9%、ロコモ度2で83.3%、ロコモ度3で87.5%と、ロコモ度が高いほど高値を示した。ロジスティック回帰分析では、2-step値は通いの場参加と関連する傾向を認めた(OR=0.024、95%CI:0.000–1.702、p=0.086)。ROC解析では、2-step値のAUCは0.740(95%CI:0.600–0.881、p=0.003)であった。
【考察】
通いの場参加者では移動機能が低下した者が多く、通いの場が身体機能低下高齢者に対する介護予防支援の場として機能している可能性が示唆された。また、2-stepテストによる移動機能評価は、地域在住高齢者における介護予防支援の対象者を検討する際の一指標となる可能性が示された。
【倫理的配慮、説明と同意】
対象者には研究の趣旨を説明し、書面にて同意を得た。本研究は筆頭演者所属施設の研究倫理審査委員会の承認を得て実施した。
通いの場は地域在住高齢者に対する介護予防の重要な取り組みである。一方、通いの場参加者の身体機能特性については十分明らかではない。本研究の目的は、地域在住高齢者における通いの場参加と移動機能との関連を検討することである。
【方法】
対象は地域在住高齢者58名とした。通いの場参加の有無を聴取し、移動機能評価として2-stepテストを実施した。また、2-step値からロコモ度を判定した。通いの場参加群と非参加群を比較し、通いの場参加を従属変数、年齢および2-step値を独立変数としたロジスティック回帰分析を実施した。さらにROC解析により2-step値の判別能を検討した。有意水準は5%とした。
【結果】
ロコモ度と通いの場参加には有意な関連を認めた(p=0.033)。通いの場参加率は非ロコモ33.3%、ロコモ度1で60.9%、ロコモ度2で83.3%、ロコモ度3で87.5%と、ロコモ度が高いほど高値を示した。ロジスティック回帰分析では、2-step値は通いの場参加と関連する傾向を認めた(OR=0.024、95%CI:0.000–1.702、p=0.086)。ROC解析では、2-step値のAUCは0.740(95%CI:0.600–0.881、p=0.003)であった。
【考察】
通いの場参加者では移動機能が低下した者が多く、通いの場が身体機能低下高齢者に対する介護予防支援の場として機能している可能性が示唆された。また、2-stepテストによる移動機能評価は、地域在住高齢者における介護予防支援の対象者を検討する際の一指標となる可能性が示された。
【倫理的配慮、説明と同意】
対象者には研究の趣旨を説明し、書面にて同意を得た。本研究は筆頭演者所属施設の研究倫理審査委員会の承認を得て実施した。
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