講演情報

[P3-10]地域を支える豊田総合療法士育成と活動報告

*吉橋 恵美子1、太田 喜久夫2、庄村 賢二1、水口 淳1 (1. 豊田地域医療センター  豊田総合療法士育成センター、2. 藤田医科大学医学部ロボット技術活用地域リハビリ医学寄附講座)
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キーワード:

多職種連携、行政、地域

【背景・目的】豊田市は2040年に高齢化率が30%に到達する見込みである。現在でも6割以上の高齢者は在宅での生活を維持している。今後も、在宅療養に対する需要は急速に加速することが想定されている。こうした豊田市の在宅療養の需要の高まりに対し、当院では、地域包括ケアシステムの一翼を担っている。このたび、豊田市と共同で在宅医療に関する啓発・支援の役割を担うため、2022年4月に地域医療人材育成センターを開設し、その中に「豊田総合療法士育成センター」を開設。現在5期生まで育成。その経過を以下に報告する。【活動紹介】豊田市療法士会の協力を得て、研修参加や講義内容に関するアンケートを実施。中堅層を対象とした豊田市独自のカリキュラムを策定。定員は20名の受講生(講義とグループワーク)。また、受講生以外の方は、講義のみWebでのLive配信やアーカイブ動画で視聴可能な体制で運営している。【計画および経過】豊田総合療法士とは、「在宅生活に関わる総合的・多面的な視野を持ち、社会参加を促進できる療法士」を指す。研修目標は、①在宅生活に携わる療法士としての知見の向上、②リハビリのアドバイザーとしての地域の様々な機関や人とシームレスに連携ができる、③地域リーダーの一員として活躍できる。3つの柱を軸に研修を実施。研修期間は1年間とし年12回程度。受講後アンケートの結果としては、満足度が高い。また、豊田市内の施設見学や災害研修を豊田市療法士会と共催で毎年実施している。修了生が65名。令和7年度に修了生が自主運営の「とよた総合療法士の会(以下、TGT-Meeting)」を設立。修了生が市民に還元できることを考え、修了生のつながりを継続できるよう活動を開始。【考察】各事業所の中堅層の療法士同士の悩みや連携・顔の見える関係の必要性、そのため、当事業の継続の重要性も感じられた。当初のカリキュラムに関しても見直しし、新たなカリキュラムで現在は運営している。満足度の高い災害研修や施設見学等も実施いていくことで、地域の関わりや療法士同士の連携の必要性も高い。TGT-Meeting は、年度の活動報告を市役所担当者へ実施し、今後の活動の模索や展望についても検討した。引き続き、修了生の活躍の場を模索し、行政との関わりも含めて進めていく必要性があると感じた【おわりに】今後も在宅医療のニーズが高まっていくと予測されており、私たち療法士の重要性も大きく関わってくる。当事業を通して、地域で働く療法士として、その地域の特色を理解し、地域での病院・施設との顔の見える連携などは少しずつ図れてきている。当事業で輩出される修了生が地域でどのように活躍できるか、また療法士の新たな役割の構築も塾考し、育成事業を継続的に進めていく。【倫理的配慮、説明と同意】豊田地域医療センター倫理委員会2026-症倫04その他の項目中には研究対象の属性(人名、病院施設等)を記載しない

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