講演情報

[P3-05]レベル別運動教室の立ち上げ〜地域のフレイル予防を目指して〜

*大澤 竜太1、橋本 健太郎1、小吹 伸也1、山口 美月2 (1. 練馬総合病院 リハビリテーション科、2. 練馬総合病院 栄養科)
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キーワード:

フレイル予防、多職種連携、健康増進

【はじめに】当院でリハビリテーションを終えて退院または外来を終了する患者から、「運動を継続して体力低下を防ぎたい」「食事面が不安」といった声が多く聞かれた。厚生労働省はフレイル対策を40歳代から始めることを推奨しており、当院通院患者および地域住民へ運動機会を提供し健康増進を図ることを目的に、運動教室を立ち上げることとした。【実践内容または活動内容】事前アンケート、練馬区内の運動施設および周辺ジムの調査、SWOT分析により課題を整理した。これをもとに、理学療法士・整形外科医師・管理栄養士の多職種で運営体制を構築し、参加者の能力に応じた初級〜上級のレベル別運動プログラムを医師監修のもとで作成した。安全管理として問診票・同意書・個人カルテ・急変時対応マニュアルを整備し、栄養面では既往歴に応じた食事指導資料を用意した。広報はポスター・チラシ・ホームページで行い、電子カルテ上に予約枠を設けた。2025年7月より毎週水曜に1回30分、定員10名、参加費1000円、スタッフ2名体制で開催した。【成果や課題】開始からの3か月で計12回開催し、参加者13名・延べ33名、リピート率は92.3%であった。問診票による不安度(4項目40点満点)は平均19.2点から16.6点へ低下したが、統計学的有意差は認めなかった。「家での運動が増えた」「歩くのが速くなった」等の感想が得られた。集客はポスター・チラシと療法士の声かけが有効であった一方、ホームページ経由の問い合わせはなく周知方法が課題となった。期間中、救急対応を要する事故は0件であった。【今後の展望または結論】病院直営の強みを活かした多職種連携により、安全で継続性の高い予防的運動教室を立ち上げることができた。高いリピート率から地域のニーズに応えられたと考える。現在は当院通院患者が中心であるため、今後は地域への広報を強化し、地域住民全体の健康増進への貢献を目指す。【倫理的配慮、説明と同意】本活動におけるアンケートおよび問診調査は、参加者に目的と内容を説明し、書面にて同意を得たうえで実施した。個人が特定される情報は含めていない。

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