講演情報
[P8-08]地域在住高齢者における社会参加の実態 ~ICF参加領域のテキスト分析による検討~
*豊田 平介1,2 (1. 永生会法人本部 連携・地域支援事業部、2. 八王子市リハビリテーション専門職協会)
キーワード:
参加、リエイブルメント、セルフマネジメント
【はじめに】 介護予防において社会参加は、高齢者の心身機能の維持・向上だけでなく、介護予防効果の継続や生活の質の向上に寄与する重要な要素とされている。実際に地域在住高齢者がどのような社会参加を行っているのかについては、活動内容や参加形態を包括的に整理した報告は少ない。今回、地域在住高齢者の社会参加状況を検討したので報告する。
【対象と方法】
対象は令和5年4月~令和6年3月までに地域リハビリテーション活動支援事業の同行訪問を利用した524名。同行訪問の目的は介護専門職等への介護予防に関する技術的助言である。ケアマネジャーからの依頼により実施し、実施後に所定の様式で報告書を作成する。報告書はICFの基づいた記載内容と生活活動への評価及び提案内容を記載して提出する。ICFの参加の項目についてテキスト分析を行った。分析により抽出された総抽出後及び頻出語彙より多変量解析として共起ネットワーク分析およびクラスター分析を行った。
【結果】
共起ネットワーク分析では11分類となり、①地域交流・自主活動、②文化・創作活動、③地域サロン・介護予防活動、④対人交流・社会関係、⑤趣味クラブ活動、⑥通所サービス利用、⑦レクリエーション参加、⑧活動中断、⑨外出・生活活動、⑩居住地域コミュニティ、⑪健康増進・運動文化活動となった。クラスター分析では、①余暇・趣味活動、②地域生活・交流活動、③スポーツ・文化活動、④サークル・組織参加、⑤趣味サークル活動、⑥近隣交流・自治活動、⑦社会参加・生きがい活動、⑧役割・家族・地域参加、⑨学習・園芸・役割活動、⑩地域貢献・継続参加の10クラスターに分類された。
【考察】
共起ネットワーク分析の結果、最大ネットワークとして対人交流・社会関係があり、友人・交流・家族・近所を中心に構成されていた。また、地域サロン・介護予防活動、地域交流・自主活動も大きなネットワークを形成していた。これらの結果は、高齢者の参加が身体活動そのものよりも、地域とのつながりや対人交流を基盤として構成されていることを示唆している。クラスター分析からは、抽出されたクラスターより、運動・健康づくり、趣味・文化活動、地域活動、交流活動、社会的役割活動に整理された。特に友人・仲間・町内会・ボランティア等を含むクラスターが複数形成されており、地域とのつながりや社会的役割の維持によって構成されていることが示唆された。二つの結果より、参加の重要性として地域とのつながりや交流、社会的役割の重要性が示された。今後は個々の分類の詳細をケアマネジャーや生活支援コーディネーターと共有し資源の開発などに活かしたいと考える。
【倫理的配慮】
本研究で使用したデータは、A 市との業務委託契約に基づき、提供を受けたものであり、個人を特定する情報は除去され、取り扱いに関してはセキュリティの確保された環境下で実施した。
【対象と方法】
対象は令和5年4月~令和6年3月までに地域リハビリテーション活動支援事業の同行訪問を利用した524名。同行訪問の目的は介護専門職等への介護予防に関する技術的助言である。ケアマネジャーからの依頼により実施し、実施後に所定の様式で報告書を作成する。報告書はICFの基づいた記載内容と生活活動への評価及び提案内容を記載して提出する。ICFの参加の項目についてテキスト分析を行った。分析により抽出された総抽出後及び頻出語彙より多変量解析として共起ネットワーク分析およびクラスター分析を行った。
【結果】
共起ネットワーク分析では11分類となり、①地域交流・自主活動、②文化・創作活動、③地域サロン・介護予防活動、④対人交流・社会関係、⑤趣味クラブ活動、⑥通所サービス利用、⑦レクリエーション参加、⑧活動中断、⑨外出・生活活動、⑩居住地域コミュニティ、⑪健康増進・運動文化活動となった。クラスター分析では、①余暇・趣味活動、②地域生活・交流活動、③スポーツ・文化活動、④サークル・組織参加、⑤趣味サークル活動、⑥近隣交流・自治活動、⑦社会参加・生きがい活動、⑧役割・家族・地域参加、⑨学習・園芸・役割活動、⑩地域貢献・継続参加の10クラスターに分類された。
【考察】
共起ネットワーク分析の結果、最大ネットワークとして対人交流・社会関係があり、友人・交流・家族・近所を中心に構成されていた。また、地域サロン・介護予防活動、地域交流・自主活動も大きなネットワークを形成していた。これらの結果は、高齢者の参加が身体活動そのものよりも、地域とのつながりや対人交流を基盤として構成されていることを示唆している。クラスター分析からは、抽出されたクラスターより、運動・健康づくり、趣味・文化活動、地域活動、交流活動、社会的役割活動に整理された。特に友人・仲間・町内会・ボランティア等を含むクラスターが複数形成されており、地域とのつながりや社会的役割の維持によって構成されていることが示唆された。二つの結果より、参加の重要性として地域とのつながりや交流、社会的役割の重要性が示された。今後は個々の分類の詳細をケアマネジャーや生活支援コーディネーターと共有し資源の開発などに活かしたいと考える。
【倫理的配慮】
本研究で使用したデータは、A 市との業務委託契約に基づき、提供を受けたものであり、個人を特定する情報は除去され、取り扱いに関してはセキュリティの確保された環境下で実施した。
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