会長挨拶
第160回関東生殖医学会開催にあたって
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第160回関東生殖医学会 会長 髙井 泰 (埼玉医科大学総合医療センター 産婦人科 教授) |
謹啓
時下、ますますご清栄のこととお慶び申しあげます。
この度、第160回関東生殖医学会を2026年6月27日(土)に開催する運びとなり、担当校として鋭意準備を進めております。
関東生殖医学会は、日本生殖医学会関東ブロックを母体とする学術集会として、長年にわたり年1〜2回開催されてきました。地方会という特性を活かし、臨床に直結した課題から基礎・応用研究に至るまで、比較的コンパクトかつ実践的なテーマについて活発な議論を行い、会員相互の交流と研鑽の場として重要な役割を担ってきました。
本学会は、前回同様に完全Web開催とし、地理的制約を超えてより多くの会員の皆様にご参加いただける形式といたします。近年、生殖医療を取り巻く環境は大きく変化しており、体外受精・胚培養技術の進歩に加え、がん・生殖医療や妊孕性温存といった新たな領域の重要性も一層高まっています。担当校である埼玉医科大学総合医療センター産婦人科では、これまでがん・生殖医療および妊孕性温存を専門分野の一つとして取り組んでまいりましたので、本学会においても、こうした領域に関する最新の知見や臨床経験が共有されることを期待しております。一方で、本学会は特定の分野に限定されるものではなく、生殖内分泌、不妊症診療、ART、胚培養、周産期や遺伝医療との連携など、生殖医学に関わるあらゆる分野からの演題発表を広く歓迎いたします。
【注目のプログラムとオンデマンド配信のご案内】
本学会では、日常診療に直結する知識の整理とアップデートを図るため、以下の特別なプログラム(いずれも産婦人科領域講習です)をご用意しております。
教育講演
小野政徳 先生(東京医科大学)
「子宮筋腫と妊孕性 ― FIGO type 3 を含めた臨床判断のポイント」
特別講演
河村和弘 先生(順天堂大学)
「内服薬『フィネレノン』による早発卵巣不全患者の新たな不妊治療法」
共催セミナー(テルモ株式会社)
座⻑:長阪 一憲 先生(帝京大学産婦人科)
テーマ:ART全盛期における一般不妊治療の役割とはなにか
~低侵襲×外来手術体制の可能性~
演題①:臼井 健人 先生(綾瀬駅前臼井クリニック)
『ARTクリニックにおける卵管鏡下卵管形成術(FT)の導入と実践』
演題②:高山恵理奈 先生(三重大学産婦人科)
『大学高度生殖医療センターにおける外来不妊治療の現在と展望』
さらに、より多くの皆様にご視聴いただけるよう、これらのプログラムを含めた「オンデマンド配信」も予定しております。当日ご都合が合わない方も、ぜひご参加・ご登録をご検討ください。
本学術集会が、今後の生殖医療の方向性を考える場となり、関東ブロック会員の皆様にとって実り多いものとなるよう努めてまいります。つきましては、本趣旨をご理解いただき、第160回関東生殖医学会の開催にあたり、関係各位の温かいご支援とご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
末筆ながら、皆様のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。
謹白
