第17回全日本民医連 看護介護活動研究交流集会

【運営委員長挨拶】第17回 全日本民医連 看護介護活動研究交流集会 開催にあたって

憲法でアクション!!~ケアに満ちた社会を切り拓く~     運営委員長: 森実美佐

  全国の民医連事業所ではたらく看護・介護職員の皆さん、お元気ですか?

 第17回看護介護活動研究交流集会は、憲法でアクション!!~ケアに満ちた社会を切り拓く~をテーマに神奈川県パシフィコ横浜を会場に2026年10月18日(日)~19日(月)で開催されます。皆さんとの再会を楽しみに、全国から集まった運営委員の皆さんと神奈川県連現地実行委員のみなさんとで準備を進めています。今回のテーマも前回同様「憲法でアクション!!」の文言を入れました。非戦・人権・暮らしの護り手としてある我々の医療・介護活動は、憲法に根差したものです。戦争は、人権を何よりも大切に考えるわたしたちの活動の対極にあります。人権はすべての人が生まれながらにして持っている権利であり、人間らしく、自分らしく生きることを可能にする権利です。自分らしく暮らす、その積み重ねが人生です。周りの人とつながり、ケアしケアされる関係を築くことで人生に彩が生まれます。生まれてから大人になり老いて死ぬまで、ケアに満ちた社会に身を置き、社会が人の居心地の良さに価値を置くシステムであったら、どんな人も過ごしやすい社会に違いありません。そんなケア実践が多く持ち寄られることを期待します。

 この間わたしたちは、ケアの倫理を学ぶ活動をひろくおこなってきました。ケアの倫理cafeを読み合わせ、身近なケアについてディスカッションする機会をもつことで、「『ケアの倫理』、語り合ってみると気づきがたくさんある。」「ケアがめぐり、ケアする人が支えられれば、よりよいケアにつながる」「ケアする側と思ってきたけど、患者さんからもたくさんケアを受けてきたと感じた」などケアを学びひろげ、ケアがめぐる社会をめざすことへの確信が広がりました。

 また経営に目を向けると、物価高騰や診療報酬実質マイナス改定が続くことで、地域の医療機関の赤字が拡大しています。倒産の危機にある医療機関・介護施設が増えています。これらが突然閉鎖し、地域住民の医療・介護に困難が生まれることのないよう、ナース・アクション、介護ウエーブ署名の運動も地域に訴え広げ、国会議員へ声を届けてきました。ミサイルではなくケアに税金を使う政治を強く求めます。

「憲法でアクション!!ケアに満ちた社会を切り拓いてきた」活動を持ち寄り、語り合うことで、運動をすすめる確信がもてる集会にしていきましょう。全国の皆さんにお会いできることを、心から楽しみにしています。