講演情報
[P-14-02]串間市におけるスポーツで健康・体力・生きがいづくり事業を通して -活動報告の共有-
*金丸 元紀1,2、西尾 峻1、大山 史朗2、松元 春香2 (1. 串間市民病院 リハビリテーション科、2. 宮崎アスレティックトレーナー協会 パラトレーナー部会)
キーワード:
総合型地域スポーツクラブ、地域連携、運動継続支援
今回の報告はヘルシンキ宣言に基づき,個人のプライバシーに配慮した.また,事業主催である宮崎県教育委員会と総合型クラブから発表に関する承諾を得ている.
【はじめに】
串間市において,スポーツで健康・体力・生きがいづくり事業(地域スポーツクラブ・医療分野連携推進モデル事業)を行う上で,事業元である宮崎県教育委員会と総合型地域スポーツクラブ(以下:総合型クラブ)より,当院へ協力依頼があった.本事業は,県内でも初の試みであり,本報告では,令和7年度に携わった活動報告を行う.
【活動目的】
県民のうち,女性や働く世代・子育て世代,障がい者の運動・スポーツ実施率は低い状況である.また,医療機関を受診している方が,健康状態に応じた安全かつ効率的な運動・スポーツを地域で安心して楽しめる機会をモデル的に創出するため,総合型クラブ等と医療・福祉関係者との連携の推進を目的とする.
【活動内容】
①宮崎県教育委員会と総合型クラブが主催する健康運動教室(以下:教室)を開催するにあたり,会議・打合せの参加・助言.②教室で,専門的な運動に関する講義.③教室のPRでチラシ配布・ポスターの設置.
【活動経過】
①教室についての会議・打合せを,総合型クラブと以下の内容で行った.対象者は,第1・2回は医師より運動を勧められた・健康診断で数値が悪かった等の中高年,第3回は運動が苦手・運動を始めたい等の小学生と保護者とした.年齢層を絞り込むことで,運動リスク管理と既存事業との差別化を図った上で,集客できるのではないかと思案した.内容は,自身の体を評価した上で,運動の重要性を理解する講義を行った後,総合型クラブが行うニュースポーツ等の体験へ繋ぐかたちとした.今回は,参加者の疾病や競技レベルも様々である可能性から,運動リスクの低いニュースポーツ等を採用した.また,告知方法に関しては,第3回はSNSの活用を提案した.
②教室後も,参加者が主体的に運動の継続ができることを目標とした.第1回を2025年11月28日,第2回を2026年1月30日,第3回を2026年2月20日,ともに金曜日の18:30~20:00で全3回開催した.第1・2回の参加者は10名であり,第3回は,子供19名・保護者15名の計34名であった.第1・2回は,講義の中で自身の体を評価した後,各種ストレッチングと筋力トレーニングを体験してもらった.第3回に関しては,親子で遊びの中から運動の楽しさを学ぶことを重視した.また,教室後に会議を実施し,講義内容の見直しを図った.
【まとめ】
串間市は,総人口が令和2年から令和6年にかけて約1,600人以上減少し,高齢化率は令和8年時点で約48%台と,全国平均(約29%)を大きく上回っている.また,年少人口(0~14歳)も,減少傾向が続いており,学校の統合や休校も生じている.こうした中,教室の第3回で,参加者増加を認めており,告知方法や本市の現状を逆に活かすことで,課題であった参加促進の可能性が示唆された.今後は,上記を踏まえ,対象者を学生と保護者で,病院受診やリハビリテーション終了者等も含め検証することで,運動リスク管理と運動の継続が自身のケアや参加促進にも繋がっていくのではないかと考察する.本報告によって,総合型クラブと理学療法士の関りが認知され,スポーツ普及や健康・体力・生きがいづくりに寄与できればと考える.
【はじめに】
串間市において,スポーツで健康・体力・生きがいづくり事業(地域スポーツクラブ・医療分野連携推進モデル事業)を行う上で,事業元である宮崎県教育委員会と総合型地域スポーツクラブ(以下:総合型クラブ)より,当院へ協力依頼があった.本事業は,県内でも初の試みであり,本報告では,令和7年度に携わった活動報告を行う.
【活動目的】
県民のうち,女性や働く世代・子育て世代,障がい者の運動・スポーツ実施率は低い状況である.また,医療機関を受診している方が,健康状態に応じた安全かつ効率的な運動・スポーツを地域で安心して楽しめる機会をモデル的に創出するため,総合型クラブ等と医療・福祉関係者との連携の推進を目的とする.
【活動内容】
①宮崎県教育委員会と総合型クラブが主催する健康運動教室(以下:教室)を開催するにあたり,会議・打合せの参加・助言.②教室で,専門的な運動に関する講義.③教室のPRでチラシ配布・ポスターの設置.
【活動経過】
①教室についての会議・打合せを,総合型クラブと以下の内容で行った.対象者は,第1・2回は医師より運動を勧められた・健康診断で数値が悪かった等の中高年,第3回は運動が苦手・運動を始めたい等の小学生と保護者とした.年齢層を絞り込むことで,運動リスク管理と既存事業との差別化を図った上で,集客できるのではないかと思案した.内容は,自身の体を評価した上で,運動の重要性を理解する講義を行った後,総合型クラブが行うニュースポーツ等の体験へ繋ぐかたちとした.今回は,参加者の疾病や競技レベルも様々である可能性から,運動リスクの低いニュースポーツ等を採用した.また,告知方法に関しては,第3回はSNSの活用を提案した.
②教室後も,参加者が主体的に運動の継続ができることを目標とした.第1回を2025年11月28日,第2回を2026年1月30日,第3回を2026年2月20日,ともに金曜日の18:30~20:00で全3回開催した.第1・2回の参加者は10名であり,第3回は,子供19名・保護者15名の計34名であった.第1・2回は,講義の中で自身の体を評価した後,各種ストレッチングと筋力トレーニングを体験してもらった.第3回に関しては,親子で遊びの中から運動の楽しさを学ぶことを重視した.また,教室後に会議を実施し,講義内容の見直しを図った.
【まとめ】
串間市は,総人口が令和2年から令和6年にかけて約1,600人以上減少し,高齢化率は令和8年時点で約48%台と,全国平均(約29%)を大きく上回っている.また,年少人口(0~14歳)も,減少傾向が続いており,学校の統合や休校も生じている.こうした中,教室の第3回で,参加者増加を認めており,告知方法や本市の現状を逆に活かすことで,課題であった参加促進の可能性が示唆された.今後は,上記を踏まえ,対象者を学生と保護者で,病院受診やリハビリテーション終了者等も含め検証することで,運動リスク管理と運動の継続が自身のケアや参加促進にも繋がっていくのではないかと考察する.本報告によって,総合型クラブと理学療法士の関りが認知され,スポーツ普及や健康・体力・生きがいづくりに寄与できればと考える.
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