講演情報
[P-14-03]第44回大分国際車いすマラソンにおける国内クラシファイアとしての活動報告
*三浦 幸治1 (1. 一般財団法人潤和リハビリテーション振興財団延岡リハビリテーション病院)
キーワード:
大分国際車いすマラソン、クラス分け、理学療法活動
個人情報が特定されないよう倫理的な配慮を十分に行った。開示すべき利益相反はなし。
【活動目的】
大分国際車いすマラソンは、世界最大規模の車いす単独マラソン大会として国際的に高く評価されている。本大会は障がいの種類や程度に基づき、T51、T33/52、T34/53/54の競技クラスで実施される。今回、本大会の国内クラス分けに従事した経験から、その活動内容を報告するとともに、公平な競技運営における国内クラシファイアの役割と、身体的・技術的評価における理学療法士の専門性の活用について検討することを目的とする。
【活動内容】
本大会における国内クラス分けは競技クラス未確定およびクラスステイタスの有効期限切れの競技者23名(海外4名、国内19名)を対象とした。実際にクラス分けを行う際には2名1組でパネルを編成して実施した。日本パラ陸上競技連盟(以下、JPA)のクラス分け規程に基づき、①身体的評価では競技者がパラ陸上競技の最小障がい基準(Minimum Impairment Criteria:以下、MIC)を満たすか、②技術的評価では競技特有の技術と競技パフォーマンスを実行できるか、③競技観察では実際のレース中のパフォーマンスを観察し、①②との整合性を確認する、といったプロセスにて評価を行った。併せて、障がいの永続性や進行度を考慮し、将来的な追跡再評価の必要性を示す「競技クラスステイタス」の判定も実施した。
【活動経過】
理学療法士等の資格を有する9名の国内クラシファイアで分担し、対象競技者23名のクラス分けを実施した。全競技者がMICを満たしていることを確認し、競技クラスを決定した。これにより、競技者が公平な条件下で大会へ出場することが可能となった。クラス分けの目的は、「パラスポーツの参加対象者を定め、種目における障がいの影響を最小限に抑えることである。」とある。評価の過程では、解剖学・運動学的な知識に基づいた詳細な機能評価と、それが競技動作に及ぼす影響を分析する能力が不可欠であり、理学療法士の専門性が極めて有効に機能すると考える。
【理学療法学研究としての意義】
パラスポーツにおける理学療法士の役割は多岐にわたるが、公平な競技運営を支える「クラス分け」への参画は、職能を活かした重要な社会貢献の一つである。本報告は、今後国内クラシファイアを目指す理学療法士にとって、有用な情報提供になると考える。
【活動目的】
大分国際車いすマラソンは、世界最大規模の車いす単独マラソン大会として国際的に高く評価されている。本大会は障がいの種類や程度に基づき、T51、T33/52、T34/53/54の競技クラスで実施される。今回、本大会の国内クラス分けに従事した経験から、その活動内容を報告するとともに、公平な競技運営における国内クラシファイアの役割と、身体的・技術的評価における理学療法士の専門性の活用について検討することを目的とする。
【活動内容】
本大会における国内クラス分けは競技クラス未確定およびクラスステイタスの有効期限切れの競技者23名(海外4名、国内19名)を対象とした。実際にクラス分けを行う際には2名1組でパネルを編成して実施した。日本パラ陸上競技連盟(以下、JPA)のクラス分け規程に基づき、①身体的評価では競技者がパラ陸上競技の最小障がい基準(Minimum Impairment Criteria:以下、MIC)を満たすか、②技術的評価では競技特有の技術と競技パフォーマンスを実行できるか、③競技観察では実際のレース中のパフォーマンスを観察し、①②との整合性を確認する、といったプロセスにて評価を行った。併せて、障がいの永続性や進行度を考慮し、将来的な追跡再評価の必要性を示す「競技クラスステイタス」の判定も実施した。
【活動経過】
理学療法士等の資格を有する9名の国内クラシファイアで分担し、対象競技者23名のクラス分けを実施した。全競技者がMICを満たしていることを確認し、競技クラスを決定した。これにより、競技者が公平な条件下で大会へ出場することが可能となった。クラス分けの目的は、「パラスポーツの参加対象者を定め、種目における障がいの影響を最小限に抑えることである。」とある。評価の過程では、解剖学・運動学的な知識に基づいた詳細な機能評価と、それが競技動作に及ぼす影響を分析する能力が不可欠であり、理学療法士の専門性が極めて有効に機能すると考える。
【理学療法学研究としての意義】
パラスポーツにおける理学療法士の役割は多岐にわたるが、公平な競技運営を支える「クラス分け」への参画は、職能を活かした重要な社会貢献の一つである。本報告は、今後国内クラシファイアを目指す理学療法士にとって、有用な情報提供になると考える。
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