講演情報

[31-05]クヌッセンセル法によるCuBr, ZnBr2, PbBr2の蒸気圧測定及び蒸気種の同定

飯塚 淳1、柴田 悦郎1、佐藤 真樹子1、小野寺 直美1、中村 崇1 (1. 東北大学 多元物質科学研究所)
司会:永井 崇(千葉工業大学)
通常、廃電気電子機器から有価金属を回収する場合、焼却処理や銅熔錬炉への直接装入等の乾式処理が施される。この場合、樹脂に含まれる臭素系難燃剤から発生した臭化水素ガスと金属成分が反応し、金属臭化物として揮発してダストへと分配する。この揮発挙動を把握するためには、信頼のできる蒸気圧・蒸気種の情報が必要であるが、利用できるデータが非常に限られているのが現状である。本研究ではCuBr,ZnBr2及びPbBr2を対象とし、オリフィスを備えた白金製セルを用いたクヌッセン法による蒸気圧の測定を行った。また質量分析計を用いた蒸気種の同定も同時に試みた。得られた蒸気圧データから各金属臭素化物の標準昇華エンタルピー及びエントロピーを算出し、既存の報告と比較を行った。