講演情報

[33-01]函館市豊崎町における落⽯メカニズム解明を⽬的とした⻑期モニタリング対象の旧道岩盤斜⾯を構成する岩⽯の特徴

冨樫 晃平1、小玉 齊明2、山 真典3、菅原 隆之4、畠山 葵1、福田 大祐4、加藤 昌治1、川崎 了4、藤井 義明5 (1. 北大院、2. 函館高専、3. ドーコン、4. 北大工、5. 北海道大学)
司会:羽柴 公博(東京大学)
落石メカニズムの解明を目的に各種調査・計測が行われている表記急崖斜面を構成する岩石は、海底火山由来の中新統の単斜輝石‐斜方輝石玄武岩で、RQDは67.3±20.2(4) (以下、測定値が複数ある場合は平均値±標準偏差(測定数)で示す)である。この玄武岩は主に斜長石・単斜輝石・斜方輝石から成り、二次鉱物として毒重石・沸石を含んでいる。新鮮部→不連続面→内部の変色部分→表面の変色部分の順に輝石が風化してできたスメクタイト量が増加している。絶乾密度は2718±36(8) kg/cm3、飽和密度2747±30(8) kg/cm3、有効空隙率3.10±1.14(8) %、一軸圧縮強度は気乾・含水飽和状態でそれぞれ186.0±0.2(2)、167.9±28.9(3) MPa、圧裂引張強度は気乾・含水飽和状態でそれぞれ8.9±2.5(8) 、8.0±0.7(8) MPa、静的ヤング率・ポアソン比は気乾・含水飽和状態でそれぞれ94.47 GPa、0.20、76.8 GPa、0.21、気乾状態での熱伝導率は2.02±0.11(3)W/mk、比熱は1183±114(2) J/kg・Kであった。