講演情報
[33-04]農⼯融合システムの実現のためのCO2ハイドレートを⽤いた⼈⼯光型植物⼯場システムにおける栽培試験
〇中村 太郎1、松尾 誠治1、藤田 豊久1、岩崎 泰永2 (1. 東京大学、2. 野菜茶業研究所)
司会:羽柴 公博(東京大学)
世界のエネルギーは,今後人口増加などに伴う需要の増加が見込まれている.この状況下需要側のこれまで以上の温室効果ガス排出量の削減努力のみならず,供給側においても二酸化炭素貯留(CCS)といった技術が重要となるが,それには莫大な費用とエネルギーを要するものの生産性を伴わない.排出された二酸化炭素(CO2)を積極的に資源化循環型社会を構築する対策が必要と考えられる.本研究ではその一つとして工業圏から排出されCO2をCO2クラスレートハイドレート技術により分離回収後輸送し,分解時に生じるCO2および冷熱を施設園芸分野に有効利用する農工融合型システムを提案し,その実現に向けた栽培試験を行った.その結果,温度,CO2濃度の他に湿度管理を行うことで光合成の増進並びにそれによる作物の収量の増収が可能であることがわかった.
