講演情報
[A2-13]ガスハイドレートを用いたCO2ガス分離におけるPromoterの影響
○櫻井研人, 森脇佑, 楠田啓, 日下英史, 陳友晴, 馬淵守 (京都大学大学院エネルギー科学研究科)
司会:笹岡孝司(九大)
キーワード:
ハイドレート、CO2ガス分離
年々、原油価格が上昇し石油資源枯渇の心配がなされている中で、天然ガスの需要は高まってきている。また、新しいタイプの天然ガス資源として、シェールガス、メタンハイドレート、コールベットメタン、そしてバイオガスなどがあげられるが、これらを商業的に利用するためには共存するCO2ガスを完全に分離しなければならない。本研究では、特に難易度の高いCO2とCH4の90%以上の分離率を目指し、ハイドレート化によるガス分離を試みた。CO2‐CH4混合相でのハイドレート作成時に、ハイドレートの生成条件を変えるPromoterを純水、または3.5wt%NaCl溶液(海水濃度に相当)に添加し、ハイドレート生成後、内部に含有されているゲストガスの組成比の変化を調べた。様々な添加物質、また、それらの組み合わせを考え実験を試みた結果、3.5wt%NaCl溶液にラウリル硫酸ナトリウム(SDS)を添加することによって、分離効率が飛躍的に向上することが明らかになった。以上の結果より、純水よりも低コストで獲得できる海水を利用してCO2ガスを分離することができる可能性があると示すことができた。
<a href="http://confit-fs.atlas.jp/customer/mmij2014b/pdf/A2-13.pdf" target="_blank"></a>
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