講演情報
[B1-1]熱処理による硫化亜鉛精鉱の相変化と微視的形態
○岡野聡, 武部博倫, 大藏隆彦 (愛媛大学)
司会:山口勉功(岩手大学)
キーワード:
硫化亜鉛、酸化反応
近年、亜鉛鉱石について、高品位鉱の枯渇、新鉱床の発見の困難、地球環境の保護等から、低品位鉱及び複雑鉱などの利用や、廃棄物からのリサイクルの重要性が増大してきている。しかし、例えば微粉鉱について、粗大化による流動不良や融着という問題が報告されている。本研究では、焙焼炉内から採取したサンプルに対して解析を行い、融着及び粗大化の原因を解明することを目的とした。また、試薬のZnS粉末に対して酸化処理を行い、熱処理に伴う相変化と微視的挙動についても比較・検討を行った。 実験方法として、一般精鉱及び試薬ZnS紛体に対して、TG測定、X線回折法による結晶相の同定、SEMによる表面観察及び組成分析を行った。 融着した鉱石を採取・解析した結果、亜鉛の硫酸塩であるZnO・2ZnSO4が多く含まれていることが分かった。また試薬ZnS紛体の実験結果から、ZnSが酸化する際に生成するSO2ガスは、精鉱中に含まれるCuOが触媒として反応することでSO3ガスに変化し、その結果ZnO・2ZnSO4の生成が促進されることが明らかとなった。
<a href="http://confit-fs.atlas.jp/customer/mmij2014b/pdf/B1-1.pdf" target="_blank"></a>
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