講演情報
[B3-2]エトリンガイトの加熱脱水によるメタエトリンガイト生成とそのホウ素除去への利用
○飯塚淳1, 山崎章弘2 (1.東北大学 多元物質科学研究所, 2.成蹊大学)
司会:村山憲弘(関西大)
キーワード:
エトリンガイト、メタエトリンガイト、加熱脱水、ホウ素除去
エトリンガイトは各種セメント類の水和物中の構成物質として広く知られている物質である。エトリンガイト構造中の硫酸イオン(SO42-)は、水中の各種陰イオンとイオン交換が可能であり、構造中に取り込むことで水中からの陰イオン除去が可能である。エトリンガイト構造を利用すると排水基準を満たす低濃度まで水中のホウ素を除去可能であるため、水中からのホウ素除去にエトリンガイトが利用されている。例えば、硫酸バンド+消石灰添加法では、析出物中にホウ素を取り込んだエトリンガイトが生じ、ホウ素除去に寄与しているものと考えられる。エトリンガイトはカルシウム、アルミニウム、硫黄といった一般的に存在し、かつ安価な化合物が多い元素から構成されている。そのため、エトリンガイトを利用したホウ素除去は、安価なホウ素除去技術の有望な候補となりうる。本発表では、エトリンガイトの加熱によって、その加熱脱水物であるメタエトリンガイト(3CaO・Al2O3・3CaSO4・nH2O, n<32)を作成し、粉末状態のメタエトリンガイトをホウ素含有水に添加することで、イオン交換によってホウ素除去を行う技術について紹介する。
<a href="http://confit-fs.atlas.jp/customer/mmij2014b/pdf/B3-2.pdf" target="_blank"></a>
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