講演情報
[B6-7]新規機能性イオン液体を用いた白金族元素の溶媒抽出に関する研究
○船木憲治1, 蟹江澄志1, 杉江敦司2, 森敦紀2, 村松淳司1 (1.東北大学 多元物質科学研究所, 2.神戸大学大学院 工学研究科)
司会:中村崇(東北大学)
キーワード:
イオン液体、白金族元素
レアメタルの一種である白金族元素は電子基板材料や自動車排ガス浄化触媒などの工業材料としての利用が増加しており,それら白金族元素の回収・リサイクル処理が必要不可欠である.そのリサイクル工程では水相から有機相への溶媒抽出法による回収が広く用いられているが,揮発性有機溶媒を用いることによる人体,環境へのリスクが問題視されている.そこで,近年,有機溶媒の代替材料としてイオン液体が注目されている.イオン液体は陽イオン部と陰イオン部のみから構成され,低融点,不揮発性,難燃性,そして熱安定性といった性質を有している.加えて,イオン液体自身の分子構造は有機合成において自由に組み立てることが可能であり,その性質を大きく変化,調節することが可能である.本研究では,溶媒抽出法に適したイオン液体として金属イオンとの親和性部位を分子構造上に有する新規機能性イオン液体を合成し,その抽出能の評価および抽出メカニズムについて検討を行った.その結果,THP 保護チオール部をイオン液体上に導入することで,高いパラジウム抽出能を示すことが確認された.
<a href="http://confit-fs.atlas.jp/customer/mmij2014b/pdf/B6-7.pdf" target="_blank"></a>
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