講演情報
[C2-2]カソードルミネッセンス現象を利用した希土類磁石の分析
○今宿晋, 河合潤 (京都大学)
司会:日下英史(京大)
キーワード:
カソードルミネッセンス、希土類磁石、ジスプロシウム
発表者らは、焦電結晶に真空中で温度変化を与えると電子線が発生する現象と希土類元素を含む物質に電子線を照射すると可視光域の発光が見られるカソードルミネッセンス(CL)現象を利用して、小型希土類分析装置を製作した。本研究では、この小型希土類分析装置を用いた、リサイクル現場における希土類磁石中の希土類元素(特にネオジム磁石中のDyおよびTb)の分析法の確立を目指した。絶縁体あるいは半導体だけがCL現象を示すので、希土類磁石表面に絶縁性被膜を形成させる必要がある。ネオジム磁石表面に酸化物、塩化物あるいはフッ化物の絶縁被膜を形成させて、走査型電子顕微鏡に小型分光器を取り付けた装置(SEM-CL)を用いて、それぞれの被膜を測定したところ、塩化物被膜を形成したときが最も強度が大きく、DyCl3とTbCl3のピークを検出することができた。この結果、小型希土類分析装置で希土類磁石を分析するためには、測定試料を塩酸に浸漬して、表面に希土類塩化物を形成させればよいことがわかった。
<a href="http://confit-fs.atlas.jp/customer/mmij2014b/pdf/C2-2.pdf" target="_blank"></a>
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