講演情報
[C3-1]我が国の鉱害防止施策の現状とPassive Treatment への期待
○千葉明 (経済産業省 商務流通保安グループ 鉱山・火薬類監理官付)
キーワード:
鉱害防止施策、休廃止鉱山、パッシブトリートメント
事業が終了した休廃止鉱山からは重金属を含んだ坑廃水が流出し続けるため、鉱業権者が坑廃水処理を行うとともに、鉱害防止義務者が不存在である場合は地方公共団体が坑廃水処理を実施し、鉱害防止を図っている。この坑廃水処理に係るコストの低減は、鉱業権者及び地方公共団体の費用負担軽減の面から重要であるとともに、国からも補助金が交付されていることから国民経済負担の軽減の面からも重要な課題である。 自然の浄化能力を活用したパッシブトリートメントは、坑廃水処理に係る薬剤費、人件費及び電力費等の大幅削減が期待され、処理設備の補修や更新費の削減も期待されることから、経済産業省は本庫鉱山(北海道)において本手法の浄化能力及びコスト削減効果等を検証するとともに、国内鉱山へ導入するための調査を実施している。 当省が実証を行っているタイプの他にも、バイオリアクターを利用したタイプや、植物の重金属吸収作用を応用したタイプ等のパッシブトリートメントの研究も進められており、その実用化が期待される。また鉱業権者においても、パッシブトリートメントへの開発投資や試験導入等が積極的に進められることを大いに期待する。
<a href="http://confit-fs.atlas.jp/customer/mmij2014b/pdf/C3-1.pdf" target="_blank"></a>
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