講演情報
[1208]加熱・急冷と選択粉砕による自動車浄化触媒からの白金族元素の濃縮
〇劉剛鋒1, 大和田秀二1 (1.早稲田大学)
司会: ドドビバ・ジョルジ (東大)
キーワード:
白金族元素、加熱・急冷、選択粉砕、自動車排ガス浄化触媒
使用済み自動車排ガス触媒を対象として,これらからPGMを濃縮するための省エネルギー的なプロセスの開発を行った。試料はコーディエライト基質およびPGMを含有するアルミナコート層で構成され,これに加熱・急冷,選択粉砕,スクリーニングを施すことにより,PGMを含むコート層が細粒群に,品位46 wt.%,回収率86 %で濃縮できることが分かった。残渣からのPGMの更なる回収には浮選の導入を考えている。加熱・急冷段階では,基質とコート層境界面にマクロクラックが発生,コート層内にはマイクロクラックが発生し,その後のアトライタ粉砕にて,コート層の選択粉砕が可能であり,各種の実験よりその最適条件を見出した。 また,2層構造体の上記選択粉砕に関して2種類のモデルを作成し,実験結果と比較することによって,粉砕中の応力が構造体に一様に働くのでなく,コート層の角の部分から優先的に加わることなどが明らかとなった。さらに,この選択粉砕性を定量的に評価するために,CG-FW曲線(CG:コート層の品位,FW:PGM濃縮物である細粒群の全体に対する割合)を導入するとともに,5種類のパラメータによってその挙動を把握した。
<a href="http://confit-fs.atlas.jp/customer/mmij2015a/pdf/1208.pdf" target="_blank"></a>
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