講演情報

[1220]塩化錫溶液を用いた錫の選択的な浸出

柳庚槿1 (1.韓国海洋大学)
司会: 所 千晴 (早大)
鉛使用の抑制により鉛フリーはんだ使用と廃棄物発生量が増加している。廃はんだは溶融して再利用することが一般的ですが、韓国では国内のはんだの使用が減少しており、めっきようの錫の需要は増加している。本研究では錫ー銀ー銅を成分とするはんだから金属を選択的に回収するための工程を提案する。Sn4+イオン(Stannic ion)はSn(錫)だけを酸化し、Sn2+イオン(Stannous ion)を生成するが、Ag(銀)とCu(銅)は酸化しないため、選択的な錫の浸出ができた。浸出条件として温度と塩酸濃度が調べられて、温度と塩酸濃度の増加とともに浸出速度が増加するが、70℃以上では錫酸の沈殿が観察された。また、塩酸濃度は1M以上では浸出速度の差は少なかった。

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