講演情報
[1221]溶融塩電解を用いたネオジム磁石からの希土類の回収法の開発
〇伊藤崇1, 神本祐樹2, 市野良一3 (1.名古屋大学大学院, 2.名古屋大学グリーンモビリティ連携研究センター, 3.名古屋大学エコトピア科学研究所)
司会: 粕谷 亮 (産総研)
キーワード:
希土類、溶融塩電解、ネオジム磁石
レアメタルの一種である希土類金属の生産量は中国に一極集中している。そのため、希土類の安定した資源の確保が必要である。本研究で用いたネオジム磁石はハイブリット自動車のモーター等の省エネルギー分野に広く用いられており、その需要は増加している。そのため、国内で希土類金属の安定した供給を得るために、廃ネオジム磁石からの高効率な希土類元素の回収が望まれる。そこで本研究では、溶融塩電解を用いたネオジム磁石中希土類の回収法の検討を行った。220℃で24時間乾燥したLiCl-KCl の共晶塩をAr雰囲気で450℃に昇温し、溶解したものを電解浴として使用した。その電解浴を用いて電位制御による希土類成分の選択的回収実験を行った。アノードにはネオジム磁石、カソードには亜鉛、参照極には銀-塩化銀電極を用いた。実験後の各試料おいてICP-AES、SEM、EDS、XRD分析を行った。選択的回収実験より、析出物および溶融塩中の希土類成分は亜鉛を除いて99mass%以上と希土類成分の選択的浸出と回収が確認できた。XRD分析より、析出物は亜鉛と希土類の合金が確認でき、電解が進むことで合金化が進むことが確認できた。
<a href="http://confit-fs.atlas.jp/customer/mmij2015a/pdf/1221.pdf" target="_blank"></a>
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